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堺ブレイザーズの出耒田敬と山本智大「地元に愛されるチームでありたい」

 10月15日(金)から開幕する2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 MEN(Vリーグ)。国内リーグ屈指の長い歴史を持つ堺ブレイザーズは2012/13シーズン以来の優勝を目指す。リーグ開幕に先駆けて、10月10日(日)には地域のイベントにキャプテンの出耒田敬とリベロ山本智大が出席。イベントでは南海電鉄堺駅で一日駅長を務め、終了後インタビューに応えてくれた。

 

<(写真左から)出耒田敬と山本>

 

―一日駅長のお勤め、お疲れさまでした。イベントを終えての感想を聞かせてください

出耒田 こうしたイベントはほんとうに久しぶりでしたし、こんなに規模の大きいものも僕自身は初めてだったので、緊張しました。ですが、これまで以上に僕たちが期待されているのだなと実感しました。来週から始まるVリーグでもいい結果を残したい、と気持ちが引き締まりました。

山本 コロナ禍でこういうイベント自体が少なくなっている中、参加させていただき、やはりこういう場で堺ブレイザーズという存在を知ってもらうことが大事だと思いました。

 

―今季から大浜体育館(堺駅から徒歩10分)で新たにホームゲームを開催します。ホームタウンである堺市のアピールをお願いします

出耒田 先輩に勧められていて、まだ味わいつくせていないのですが、グルメも豊富な町です。また、古墳など歴史にも触れられる町なので、ふだんは触れないような知識を得られる機会もたくさんあります。

山本 僕のオススメは『ケ・セラ・セラ』というカフェです。港に面していて、景色も抜群なので、大浜体育館で試合を観戦したあとはぜひ、足を運んでもらいたいです。ごはんもおいしいですよ!!

 

<10日のイベントでは堺駅で一日駅長を務めた>

 

―選手の視点で、堺ブレイザーズのホームゲームのよさはどのような点に感じますか?

出耒田 これまで日本製鉄堺体育館や金岡公園体育館(いずれも堺市)でホームゲームを戦ってきましたが、ほんとうにお客さんとの距離が近いと感じます。一緒に戦っているという気持ちになれるのが、いいところです。

山本 応援団長のなおきさんのノリですね。しゃべりだけでなく、応援でも盛り上げてくれるので、僕たちも背中を押してもらっています。

 

―イベントでは、山本選手が「ぜひ足を運んでください」と呼びかけていました。どのような思いで今シーズンを戦いますか?

出耒田 地元に愛されるチームでありたいと思っているので、一人でも多くの方々に堺ブレイザーズというチームを覚えてもらいたいです。そして一度来ていただいたからには、印象に残るバレーボールを展開したいです。

山本 今日のようなイベントやチームのSNSなどで堺ブレイザーズというチームを知ってもらうことで、試合に見に行きたいと思ってもらえたらうれしいです。そして、来ていただいた際には、「おもしろい」「楽しい」と感じてもらえるようなプレーを僕たちはしていきたいです。

出耒田 今シーズンこそは優勝、という思いでチームづくりをしてきました。頑張りますので、ぜひ応援をよろしくお願いします。

 

 堺ブレイザーズは2021-22シーズンの開幕週(10月16日〔土〕、17日〔日〕)をホームゲームで迎える。相手は大分三好ヴァイセアドラーで、場所は日本製鉄堺体育館。ぜひ、足を運んでいただき、堺ブレイザーズの闘志そしてバレーボールの熱気を感じてもらいたい。

 

(取材/坂口功将〔編集部〕)

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