[イタリア21/22]第1節 西田SP3本! ビーボ・ヴァレンティア開幕戦白星
- 海外
- 2021.10.15
世界最高峰リーグと称されるイタリア・セリエAの模様をゲームラウンドごとにお届けする『WEEKLY SERIE A』。2021/22シーズンがスタートです!
(Photo:legavolley.it)
※ポジション表記/OH …アウトサイドヒッター、OP…オポジット、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ、C…コーチ
■西田リーグデビュー戦でサービスエース3本。昇格組ターラント下し白星発進
[MATCH OF THE ROUND]
◆《第1節》ビーボ・ヴァレンティア 3–1 ターラント
(25-19,25-17,22-25,25-20)
(現地10/10)
ついにセリエAに見参! 日本代表の西田有志がレギュラーシーズンデビューを勝利で飾った。西田が所属するビーボ・ヴァレンティアはアウェーで開幕戦を迎えた。相手は今季セリエA昇格組のターラント。実力未知数の相手との試合となった。
試合は第1、2セットとビーボ・ヴァンティアが主導権を握り獲得。第3セットはターラントが計3本のブロックポイントをあげるなどで取り返したが、第4セットで計4本のサービスエースをあげたビーボ・ヴァレンティアが勝利した。
西田は代名詞のサーブで3得点をあげたほかOHドウグラス・ソウザ(ブラジル)の最多20得点に続く、計16得点をマークした。
<ビーボ・ヴァレンティアのドウグラス(写真コート奥中央)は試合のMVPに輝いた>
*****
◆《第1節》ペルージャ 3–0 チステルナ
(25-22,25-18,25-23)
(現地10/10)
レギュラーでいえば、OHウィルフレド・レオン(ポーランド)、MBセバスティアン・ソレ(アルゼンチン)以外の顔ぶれを刷新したペルージャはホームでチステルナを一蹴。新加入のMBステファノ・メンゴッチ(イタリア)が最多4本のブロックポイントをあげて、“ブロックデビルズ”入りの挨拶を果たした。
<ペルージャのOHマシュー・アンダーソン(アメリカ/写真コート奥)は10得点>
++++
◆《第1節》トレンティーノ 3–0 ヴェローナ
(25-16,29-27,25-23)
(現地10/12)
トレンティーノの“生きる伝説”OHマテイ・カジースキ(ブルガリア)は昨季まで在籍した古巣とさっそく対戦すると、4本のサービスエースと3本のブロックポイントを含むチーム最多16得点の活躍。さすがのひと言です。
<レジェンド・イズ・バック!! トレンティーノのOHカジースキ(写真左端)>
++++
◆《第1節》モンツァ 3–1 モデナ
(24-26,25-23,28-26,25-20)
(現地10/10)
昨季、上位四強入りを果たしたモンツァは第1セットを競り合いの末に落としたものの、鮮やかに逆転勝ち。OPジェルジ・グロゼル(ドイツ)が4本のサービスエースを含む最多21得点の活躍で試合のMVPに輝いた。2015/16シーズンの三冠メンバーがそろうモデナはまさかの黒星発進に。
<各国リーグを渡り歩くジャーニーマン、グロゼル>
++++
◆《第1節》ピアチェンツァ 3–1 ラヴェンナ
(25-17,25-17,19-25,27-25)
(現地10/10)
上位躍進を目指すピアチェンツァはOPアディス・ラグンジラ(トルコ)が5本のブロックポイントを含む最多21得点を筆頭に、4選手が2桁得点をマーク。攻撃を操ったSアントワーヌ・ブリザール(フランス)が試合のMVPに選出された。
<分厚い選手層を携え、今季に挑むピアチェンツァ>
++++
◆《第1節》ルーベ 3–0 パドヴァ
(25-21,25-20,25-19)
(現地10/9)
昨季王者のルーベはアウェーでの開幕戦に臨み、パドヴァに完勝。MBロベルランディ・シモン(キューバ)が3本のブロックポイント、3本のサービスエースといずれもチーム最多タイの数字を残し、チームをけん引した。
<ルーベの強力攻撃陣を操るSルチアノ・デセッコ(アルゼンチン/写真左から2番目)>
++++
◆《第1節》休息チーム:ミラノ
《イタリア・セリエA レギュラーシーズン》
==順位表/第1節終了時点==
1 ルーベ 1勝0敗(勝ち点3)
2 トレンティーノ 1勝0敗(勝ち点3)
3 ペルージャ 1勝0敗(勝ち点3)
4 ビーボ・ヴァレンティア 1勝0敗(勝ち点3)
5 ピアチェンツァ 1勝0敗(勝ち点3)
6 モンツァ 1勝0敗(勝ち点3)
7 ミラノ –(勝ち点-)
8 モデナ 0勝1敗(勝ち点0)
9 ラヴェンナ 0勝1敗(勝ち点0)
10 ターラント 0勝1敗(勝ち点0)
11 チステルナ 0勝1敗(勝ち点0)
12 ヴェローナ 0勝1敗(勝ち点0)
13 パドヴァ 0勝1敗(勝ち点0)
〔責任編集:GUCII(坂口功将/編集部)〕