ブラン新監督が会見「まだ日本チームとの仕事は終わっていない」
- 日本代表
- 2021.10.19
公益財団法人日本バレーボール協会は男子日本代表チーム新監督就任内定記者会見を10月19日(火)に行い、フィリップブラン新監督がオンラインで取材に答えた。
フィリップ・ブラン監督は「このたび日本代表の監督という重要なポジションを拝命し非常に光栄です。求められていることは選手のパフォーマンスを伸ばし、東京2020オリンピックを超える素晴らしい結果を残すことだと思っています。そのためにすべての方々の協力を得ることが必要です」と語った。
チームとしての強化ポイントについては「ベスト8に入り強豪国のひとつとして数えられ、他国からも注目される中でメンタル面の強化が必要。技術に関して特に注目しているのはブロックと、ディフェンスした後のアタック。これらについてのテクニックをもっと伸ばすことが重要と考えている。よりよい結果を残すために何が必要かを予期し、準備していくことが大事」と述べた。
2017年に男子日本代表のコーチに就任し、中垣内前監督のもとで戦術を担当したフィリップ・ブラン監督。東京2020オリンピックでの、29年ぶりの決勝トーナメント進出へ大きく貢献したが、「まだ日本チームとの仕事は終わっていないと思っています」とも語った。2014年の世界選手権優勝を果たしたポーランド代表や2002年に世界選手権で3位となったフランス代表を率いた知将が、祖国で開催されるオリンピックを目指す。