石川祐希 西田有志との日本人対決を制する
- 海外
- 2021.11.04
【写真:©️Lega Pallavolo Serie A】
石川祐希の所属するミラノは現地時間11月3日(水)、西田有志が在籍しているビーボ・ヴァレンティアに3-0(25-20, 31-29, 25-23)のストレートで勝利した。共に日本代表で活躍し、東京2020オリンピックで29年ぶりの決勝トーナメント進出を果たした石川と西田が、ネットを挟み対決し石川は10得点でアタック決定率50%、サーブレシーブは返球率68%(Aパス返球率41%)と高い数字を残した。西田はチームトップの16得点と奮闘したが、日本人対決は石川に軍配が上がった。
ビーボ・ヴァレンティアには西田有志の他にブラジル代表のドウグラス・ソウザ、マウリシオ・シウバ、フラビオ・グアルベルトらが在籍。ミラノは終盤にリードを広げて第1セットを獲得。第2セットはビーボ・ヴァレンティアにセットポイントを握られるがレアンドロ・モスカ(イタリア)のブロックでジュースに持ち込み、最後もモスカのブロックで連取した。第3セットも終盤まで接戦となったが、この試合のMVP、ジャン・パトリ(フランス)の活躍もあり、ミラノが制した。
石川祐希コメント
「今後、日本人対決が『珍しい』と言われることなく、日本人が当たり前のようにトップリーグで活躍できる未来が来れば、日本バレー界にとってもプラスになっていくと思います。そうなるように、僕自身ももっとレベルを上げていかなければいけないと思います」
次戦ミラノは現地時間11月7日(日)15:30【日本時間7日(日)23:30】から、ホームで昨シーズン王者のルーベと対戦。ビーボ・ヴァレンティアは現地時間11月6日(土)18:00【日本時間7日(日)2:00】から、アウェーでチステルナと対戦する。