ドイツ・ブンデスリーガ男子の2021/22シーズンは現地11月24日にDVVポカール(カップ戦)の準々決勝ラウンドが行われ、井手智が所属するフランクフルトはベルリンと対戦。1-3(24-26,20-25,25-21,27-29)で敗れた。
<昨季に続きフランクフルトでプレーする井手(Photo:Marlin Prauss)>
ここまでレギュラーシーズン 9戦全勝のベルリンに対し、フランクフルトは第1セットを僅差で落とすと、第2セットでは計4本のブロックシャットを浴びて、王手をかけられる。第3セットは中盤以降に逆転に成功して奪い返したものの、続く第4セットはジュースの末に競り負けた。
フル出場の井手はサーブレシーブ返球率53%(15本中)。オポジットのダニエレ・マレシャ(ドイツ)がチーム最多26得点と気を吐いた。昨年度の同大会ではチーム創設後初タイトルを手にしたフランクフルトだったが、連覇は道半ばに終わった。
なお、勝利したベルリンはオポジットのベンジャミン・パッチ(アメリカ)が最多22得点。セッターのセルゲイ・グランキン(ロシア)が試合のMVPに選出された。
≪フランクフルト戦績≫
第1戦(10/6) vs.ベステンゼー 〇3-2
第2戦(10/9) vs.フリードリヒスハーフェン 〇3-1
第3戦(10/17) vs.デューレン 〇3-1
第4戦(10/23) vs.ギーセン 〇3-1
第5戦(10/30) vs.リューネブルク ●2-3
第6戦(11/3) vs.ベルリン ●0-3 ★井手 準MVP
第7戦(11/14) vs.ヘルシング 〇3-0
第8戦(11/17) vs,ミュンヘン 〇3-0
【DVVポカール(カップ戦)】
ベスト16ラウンド(11/6) vs.カールスルーエ 〇3-0
準々決勝ラウンド(11/24) vs.ベルリン ●1-3