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石川祐希の所属するミラノは現地時間11月27日(土)、イタリア・セリエA第9節でラヴェンナと対戦し3-2(26-24, 25-21, 23-25, 21-25, 15-12)で勝利した。石川はスターティングメンバーで出場し、16得点の活躍を見せた。
ミラノは第1セット、第2セットとも序盤からリードして連取する。石川もサービスエース、パイプ攻撃などで存在感を発揮。第3セットは終盤に逆転を許してしまうと、ミスも出て奪われた。すると第4セットは序盤からラヴェンナにリードを奪われる展開となり、このセットも落としてしまう。ラヴェンナは今季まだ1勝もしておらず、ここで星を落としたくないミラノにプレッシャーがかかる。最終セット、ミラノは序盤からリードを許してしまい、苦しい展開。しかし、マッテオ・ピアノ(イタリア)のブロック、石川のパイプ攻撃などで応戦し、チーム最低身長のセッター、パオロ・ポッロ(イタリア)のブロックで逆転に成功する。その後もリードを広げ、最後はこの試合でチーム1位の25得点をあげたトーマス・ジェスキー(アメリカ)の攻撃が決まり勝利した。
ミラノはエースのジャン・パトリ(フランス)を欠く中、ジェスキーが25得点、バルテレミ・シネニエズ(フランス)が17得点、石川はサービスエース3本を含む16得点をあげて勝利した。
石川祐希コメント
「3セット目の途中、リードしたところから自分たちのミスで一気に流れを変えてしまいました。ラヴェンナはまだ1勝もしていないチームなので、フルセットとはいえしっかり勝ち切ることができたことは、プラスにとらえていきたいです」
次戦、ミラノは現地時間12月5日(日)18:00【日本時間6日(月)2:00】から、アウェーでパドヴァと対戦する。