今夏のインターハイでも準優勝を飾った就実は第1シードに入った
第74回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)の組み合わせ抽選会が11月28日(日)に行われた。
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左上のブロックは、前回大会を制し、今夏のインターハイでも準優勝を飾った第1シードの就実(岡山)が軸。最注目スパイカーの深澤めぐみ、深澤つぐみの最強ツインズを中心に、今大会も力を発揮しそうだ。東海大会を制し、インターハイでベスト8入りした岡崎学園(愛知)や京都橘(京都)、1年生時からエースとして活躍する亀井美子が率いる米沢中央(山形)らが勝利を狙う。
左下のブロックは、インターハイでベスト4入りした金蘭会(大阪)と都城商(宮崎)が名を連ねた。金蘭会は世代注目のエース吉武美佳や、インターハイを経験した1年生が4人そろう。都城商はプッシュやフェイントを駆使する技術の高いバレーを春高でも発揮できるか。ほかにも、インターハイ出場は逃したものの、激戦区東京で優勝した八王子実践も入り、目が離せない戦いが繰り広げられそうだ。
最激戦区は、前回大会でベスト4に入った中で3チームが入る右上のブロック。前回大会準優勝の大阪国際滝井(大阪)、同大会ベスト4で身長195㎝のドミニカ共和国からの留学生タピア・アロンドラを擁する古川学園(宮城)は注目。さらに、女子日本代表のコーチなどを経て、第71回大会ぶりに復帰した相原昇監督が指揮する東九州龍谷(大分)は、インターハイでは2回戦敗退に終わったが、その輝きを取り戻せるか。ほかにも、東京第2代表の共栄学園(東京)、予選決勝でインターハイベスト8の九州文化学園を下した聖和女学院(長崎)、インターハイベスト16の帝京三(山梨)など、実力あるチームがひしめく。
右下のブロックは、インターハイ女王の下北沢成徳(東京)が盤石。初出場の八女学院(福岡)、12年ぶりの出場となる岐阜総合(岐阜)や、最高到達点302㎝を誇るエース松前裕子を擁する進徳女(広島)らがその牙城を崩せるか。
春高バレー本戦は、2022年1月5日(水)から東京体育館(東京都渋谷区)で開催される。
【会場】
東京体育館※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、無観客での開催
【競技日程】2022年
1月5日(水)男女1回戦(5面・40試合)※開会式は行わない
1月6日(木)男女2回戦(5面・32試合)
1月7日(金)男女3回戦、準々決勝(4面・24試合)
1月8日(土)男女準決勝(特設1面4試合)
1月9日(日)男女決勝(特設1面)、開会式