石川祐希のミラノ モデナにストレートで敗れる
- 海外
- 2021.12.09
(C)Lega Pallavolo Serie A
石川祐希の所属するミラノは現地時間12月8日(水)、イタリア・セリエA第11節でモデナと対戦し0-3(17-25, 20-25, 15-25)で敗れた。石川はスターティングメンバーで出場し、ブロック3本を含む8得点をあげた。
ミラノは第1セット、石川のバックアタックやトーマス・ジェスキー(アメリカ)のスパイクなどで競り合うが、モデナのダニエレ・マッツォーネ(イタリア)のブロック、ニミル・アブデルアジズ(オランダ)のスパイクなどで徐々にリードされ奪われる。続く第2セット、ミラノは序盤からモデナのイオアンディ・レアル(ブラジル)らのサーブ、スワン・ヌガペト(フランス)得意のトリッキーショットなどでリードを広げられてしまう。石川はアブデルアジズのバックアタックを1枚ブロックで止めチームを鼓舞する場面もあったが、追いつくことはできずこのセットを落とす。後のない第3セットもサーブで崩されてミラノは流れを作ることができない。石川は9-15の場面でジョバン・ジョキッチ(スイス)と交代してベンチに下がり、チームはそのまま敗れた。現在の順位は前節終了時と同じ7位。
モデナは各国代表の主力がそろい名門の一つに数えられるチームで、石川が中央大在籍時に初めて海外挑戦した際に所属していた。
石川祐希コメント
「モデナのホームゲームはお客さんも非常に盛り上がり、モデナが1点取るたびに流れを持っていかれるので、常に自分たちのリズムでプレーすることは難しい。それでも勝つためには、自分たちのことだけに集中しなければいけないのですが、今日は欠けていました」
次戦、ミラノは現地時間12月19(日)18:00【日本時間20日(月)2:00】から、アウェーでターラント(10位・9日時点)と対戦する。