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春高2025

下北沢成徳高がV2のブレス浜松を撃破! 11日はV1の日立Astemoリヴァーレと対戦

  • 学生
  • 2021.12.11

 

 令和3年度天皇杯・皇后杯全日本選手権大会のファイナルラウンド(1回戦)が高崎アリーナ(群馬県高崎市)で12月10日(金)に行われ、女子では今夏のインターハイで優勝した下北沢成徳高(東京)がV2のブレス浜松(静岡)にストレートで勝利した。

 

 第1セット序盤はブレス浜松の速いコンビバレーに翻弄され、6-10とリードを許す。しかし、古川愛梨らの高さのあるブロックとリベロ内澤明未らの粘り強いレシーブで立て直すと、強力スパイカー陣が本領を発揮した。中盤に2年生エースの谷島里咲がブロックアウトで得点を重ね、終盤に逆転。その後ジュースにもつれ込んだが、古川のブロックと谷島のスパイクでセットを先取した。

 

下北沢成徳高の佐藤彩夏(#10)、古川愛梨(#6)

 

 第2セットは谷島、レフトの濱村ゆい、ライトの佐藤彩夏の3連続得点でスタート。中盤には一進一退の攻防が続いたが、佐藤のサービスエースや谷島のバックアタックなど4連続得点でリードを広げた。その後もパワフルなスパイクで相手のレシーブを崩し、多彩な攻撃を機能させず。打ち合いを制し、ストレート勝ちを飾った。

 

 これで、同大会関東ブロックラウンドでのV2の群馬銀行グリーンウイングス、宇都宮大、東海大戦に続く格上のチームからの白星。明日は第2試合(11時30分試合開始予定)にてV1の日立Astemoリヴァーレと対戦する。

 

 

試合結果

【女子1回戦】

Eコート第2試合

下北沢成徳高 2-0 ブレス浜松

(26-24, 25-18)

 

下北沢成徳高 試合後のコメント

 

小川良樹監督

「高校生にない速さの攻撃をするチームと試合ができたことは、とても練習になりました。以前は焦って自滅していましたが、ディフェンスができていて、少し成長できたと思います。明日はさらにブロックが高くなりますが、スパイカー陣は(ブロックを)飛ばしがいがあって、いい練習になると思います」

 

谷島里咲

「勝ててうれしい気持ちのほうが強いですが、次のステージに進める切符をつかめたので、また試合に挑んでいきます。思いきりやらないともったいないので、思いきりプレーして、強いバレーができればと思います」

 

古川愛梨

「カテゴリーが上のチームで、速さも全然違う中で、自分たちの持ち味を出せました。ただ、ブロックの移動で追いつけなかったので、もっと速さを身につけたいと思います。この勝利に自信を持って、明日からも挑戦者として戦います」

 

内澤明未

「トスの速さが高校生とは違い、圧倒されましたが、試合の後半になるにつれて粘ることができました。思っていたよりスパイクを上げられましたが、明日はもっと強いボールがくると思うので、全力で向かっていって、レシーブできるボールを増やせるようにしたいです」

 

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