アメリカ(NCAA)の2021年全米大学選手権は現地12月11日にトーナメント準々決勝が実施され、宮部藍梨(日本)が在籍するミネソタ大はウィスコンシン大に0-3(18-25,24-26,22-25)で敗れた。宮部は3回戦に続いて、チーム最多となるアタックポイント13をマークした。
宮部は金蘭会高(大阪)在学中の2015年に日本代表に選出され、高校卒業後は渡米してサウスアイダホ大に入学。2年生時の2018年度には2年生大学部門の女子年間優秀選出に選ばれた。その後、NCAAのBIG10カンファレンスに属するミネソタ大に編入し、大学課程を修了した2021年度は公式戦への出場資格を擁する“redshirt senior(レッドシャツシニア)”としてプレー。チームの主力を担い、ミネソタ大の全米ベスト8に貢献するとともに、今大会では地域別の“オールトーナメントチーム”に選出された。
大学でのシーズンを終えた宮部は自身のインスタグラム(@airi_miyabe)で「今シーズン、チームに戻ってくることを選んでよかった。ありがとう、ゴーファーバレーボール」と思いをつづっている。(コメント一部抜粋・原文は英語)
(※)ゴーファー(Gopher)…ホリネズミ。ミネソタ大のスポーツチームの愛称
【2021年全米大学選手権(NCAAトーナメント)】
<ミネソタ大 戦績>
1回戦(12/3) vs.サウスダコタ大 〇3-0(25-19,25-22,25-17)
2回戦(12/4) vs.スタンフォード大 〇3-0(25-20,25-18,25-17)
3回戦(12/9) vs.ベイラー大 〇3-2(26-28,25-22,20-25,25-23,15-10)
準々決勝(12/11) vs.ウィスコンシン大 ●0-3(18-25,24-26,22-25)
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— Minnesota Volleyball (@GopherVBall) December 10, 2021