ドイツ・ブンデスリーガ男子の2021/22シーズンは現地12月15日にレギュラーシーズン第10戦(第11節)が行われ、井手智が所属するフランクフルトはホームでギーセンと対戦。3-1(25-23,25-14,18-25,31-29)で勝利した。
<井手(写真前列右から3番目)にとって在籍2季目となるフランクフルト(Photo:CEV)>
フランクフルトは第1セットでチームのサーブレシーブ返球率60%をマークし、安定した守備から攻撃を展開。続く第2セットでは計4本のブロックポイント、計3本のサービスエースをあげるなど、攻守で圧倒し勝利に王手をかける。第3セットから選手2名を入れ替えたギーセンの反撃に見舞われたものの、第4セットはジュースの競り合いを制して、今季7勝目をあげた。
フル出場の井手はサーブレシーブ返球率63%(19本中)。アウトサイドヒッターのビクトル・リンドバーグ(スウェーデン)がチーム最多23得点をあげたほか、最多3本のサービスエースを決めたオポジットのヨチェン・スコープス(ドイツ)が試合のMVPに選ばれた。
首位のベルリン(13勝0敗)、2位のデューレン(10勝3敗)と消化試合数は差があるものの、フランクフルトは3位(7勝3敗)と好位置につけている。着実に勝利と勝ち点を積み上げ、後半戦で追い上げたいところだ。
≪フランクフルト戦績≫
第1戦(10/6) vs.ベステンゼー 〇3-2
第2戦(10/9) vs.フリードリヒスハーフェン 〇3-1
第3戦(10/17) vs.デューレン 〇3-1
第4戦(10/23) vs.ギーセン 〇3-1
第5戦(10/30) vs.リューネブルク ●2-3
第6戦(11/3) vs.ベルリン ●0-3 ★井手 準MVP
第7戦(11/14) vs.ヘルシング 〇3-0
第8戦(11/17) vs.ミュンヘン 〇3-0
第9戦(12/5) vs.デューレン ●2-3 ★井手 準MVP
第10戦(12/15) vs.ギーセン 〇3-1
【DVVポカール(カップ戦)】
ベスト16ラウンド(11/6) vs.カールスルーエ 〇3-0
準々決勝ラウンド(11/24) vs.ベルリン ●1-3
【CEVカップ2022】
ベスト16ラウンド(12/1) vs.ブカレスト ○3-2
ベスト16ラウンド(12/8) vs.ブカレスト ○3-2