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ぶっちぎりの1位は世代No.1のあの選手
【春高出場キャプテンが選ぶ「すごいと思う選手」(男子編)】

第74回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)が2022年1月5日(水)に東京体育館(東京都渋谷区)で開幕する。今大会に出場するチームのキャプテンに「高校生ですごいと思う選手は?」というアンケートを実施。男子は過半数を超える票が1位の選手に集まった

 

1位(28票)

前田凌吾(清風高)

まえだ・りょうご/3年/セッター/身長178㎝/最高到達点315㎝/蹉跎中(大阪)出身

春高では2年連続、また今夏のインターハイでもベスト4に導いた司令塔がダントツの人気。どんな体勢からもスパイカーの個性を引き出すトスワークはもちろん、春高の代表決定戦(対近畿大附高)で5本のサービスエースを決めたサーブや、スパイクも武器。そのプレーのインパクトは強く、ライバルだけでなく、女子チームからも票が入った

 

主な選出理由

和田玲央(東海大付札幌高)「世代No.1セッター。バレーボールIQが高く、戦い方がうまい」

菊池脩真(札幌藻岩高)「トスアップはもちろん、サーブやアタックなどのプレーも超高校級」

安達希音(星城高)「プレーがすごく上手だが、それ以外に人間性も素晴らしい」

辻本怜要(東山高)「近畿大会で対戦し、そのトス回しにブロックが付けず負けてしまった」

川谷心乃(安来高/女子)「同じポジションだけど、スパイクもサーブもすごい。何でもできるセッターに憧れる」

 

その他投票したキャプテン

木村颯太郎(弘前工高)/北條喬介(一関修紅高)/石塚蓮(雄物川高)/山田空(山形中央高)/青木太一(霞ヶ浦高)/寺内剛仁(足利大附高)/武本幹太(駿台学園高)/馬場快人(東海大菅生高)/猶明 然(高岡一高)/上田哲平(石川県工高)/国京大海(福井工大附福井高)/加島 仁(県立岐阜商高)/小林柊人(松阪工高)/久保田 雄(近江高)/木内 甫(開智高)/森 陸翔(天理高)/南口辰揮(清風高)/坂本 勝(大阪産大附高)/村岡 翼(鳥取中央育英高)/大櫃愛翔(松江工高)/牧 大晃(高松工芸高)/白熊太陽(佐賀学園高)/九冨鴻三(鎮西高)

 

元日本代表の山口誠監督も認めるトスワーク

 

2位(7票)

高橋慶帆(習志野高)

たかはし・けいはん/3年/アウトサイドヒッター/身長193㎝/最高到達点350㎝/海上中(千葉)出身

今季ミドルブロッカーからアウトサイドヒッターに転向した注目のエース。軽やかに舞い上がり、最高到達点350㎝から強烈なスパイクを打ち込む。インターハイではベスト8に終わり、春高では頂点を目指す

 

主な選出理由

平山大陸(習志野高)「毎日練習を見ているが、圧倒的な高さからのスパイクにはいつも驚かされる。とても頼もしい」

小池嵩也(清水桜が丘高)「同じ高校生なのにVリーガー並みに打点が高く、ブロックやスパイクもとてもうまい」

牧 大晃(高松工芸高)「バックアタックの威力」

 

その他投票したキャプテン

新井奏音(明和県央高)/木下柊人(東京学館新潟高)/松本大空(玉野光南高)/長田力斗(高川学園高)

 

最高到達点350㎝から鋭いスパイクを打ち込む

 

 

3位(5票)

牧 大晃(高松工芸高)

まき・ひろあき/3年/アウトサイドヒッター/身長210㎝/最高到達点350㎝/桜町中(香川)出身

身長210㎝の今大会最注目スパイカー。春高でベスト8入りした前回大会から攻守でレベルアップ。夏場には2週間日本代表の練習に参加し、石川祐希(ミラノ)や髙橋藍(日本体大2年・パドヴァ)らのプレーに刺激を受けた

 

主な選出理由

前嶋悠仁(日本航空高)「2mの身長で圧倒的な高さからスパイクを打ってくる」

中山 禅(高知高)「身長を感じさせない動きが同じ高校生ながら尊敬する」

 

その他投票したキャプテン

石坂朋也(岡谷工高)/䕃山魁秀(城東高)/楢崎浩史(松山工高)

 

キャプテンとしてもチームを引っ張る#4牧

 

4位(2票)

畑 虎太郎(福井工大附福井高)

はた・こたろう/3年/アウトサイドヒッター/身長186㎝/最高到達点341㎝/越前中(福井)出身

1年生時からレギュラーで、今夏のインターハイではベスト8に導いた。コース幅の広いスパイクで得点を重ねる

 

選出理由

山元快太(仙台商高)「1年生の頃から全国で活躍している。最高到達点が高く、器用」

葭原昂大(東福岡高)「プレーがとても柔らかく、最高到達点が高い」

 

 

山元快太(仙台商高)

やまもと・はやと/3年/アウトサイドヒッター/身長192㎝/最高到達点350㎝/将監中(宮城)出身

昨年度の春高で高校の全国大会デビューを果たし、ベスト8入り。今夏のインターハイでも同校初のベスト8に導いたハイジャンパー。

 

選出理由

久保木颯士(郡山北工高)「どんな場面でも決めることができるエース」

田原 陸(川内商工高)「インターハイで対戦し、エースとは何かを学んだ。全てのプレーがトップレベルで信頼されている」

 

 

舛本颯真(鎮西高)

ますもと・そうま/3年/アウトサイドヒッター/身長182㎝/最高到達点335㎝/龍田中(熊本)出身

インターハイ決勝では49得点をマークし、フルセットの熱戦を制した。同校OBの水町泰杜(早稲田大2年)に憧れる世代屈指のエース

 

選出理由

山田惇貴(鎮西学院高)「2年生にして名門のエースを任され、インターハイ優勝に導いたプレーはとてもすごかった」

堀内大志(日南振徳高)「スタミナも高さもあり、うまさもある。すべてのプレーが整っている」

 

7位(1票)

前嶋悠仁(日本航空高)/渡邊秀真(駿台学園高)/梅本春之助(鎮西学院高)/山田凜玖(川崎橘高)/九冨鴻三(鎮西高)/吉田倫太(美里工高)

 

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