第74回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)が2022年1月5日(水)に東京体育館(東京都渋谷区)で開幕する。今大会に出場するチームのキャプテンに「高校生ですごいと思う選手は?」というアンケートを実施。女子は、昨年度の春高で日本一を経験した「最強ツインズ」が票を集めた
1位(20票)
深澤めぐみ(就実高)
ふかざわ・めぐみ/3年/アウトサイドヒッター/身長176㎝/最高到達点302㎝/就実中(岡山)出身
前回大会では2年生ながら最優秀選手賞を受賞し、日本一に貢献。今夏のインターハイでも絶対的エースとして準優勝に牽引した。今大会はキャプテンとして、自身3度目の日本一に導けるか。久光スプリングス内定
主な選出理由
野口夕陽(八王子実践高)「自分のプレーはもちろん、チームをまとめることができる。表情を変えずチームを引っ張っている」
奥出望未(奈良文化)「1年生時からレギュラーで、あれだけ高い打点からのスパイクはほんとうにすごい」
山下遥華(聖和女学院高)「2年生の頃からキャプテンマークを背負いながらプレーする姿は同じ学年とは思えないポテンシャルを感じた」
奥山日菜子(首里)「高校バレー界を魅了する力がある」
その他投票したキャプテン
澤野花梨(青森西高)/鈴木玲香(古川学園高)/大塚月楠(國學院大栃木高)/伊藤千種(細田学園高)/梅川愛邑理(敬愛学園高)/田中向菜(金沢商高)/村中恵菜(福井工大附福井高)/油井輝星(静岡県富士見高)/大矢愛梨(岐阜総合学園高)/辻 杏理(開智高)/三宅望天(氷上高)/松前裕子(進徳女高)/國増亜矢子(誠英高)/米澤陽菜(城南高)/佐伯亜魅加(松山東雲高)/小谷栞璃(高知高)
2位(10票)
深澤つぐみ(就実高)
ふかざわ・つぐみ/3年/ミドルブロッカー/身長176㎝/最高到達点302㎝/就実中(岡山)出身
双子の姉めぐみとともに昨年度の春高では日本一に貢献。ライト側からも打ち込むスパイクは、めぐみにも劣らずパワフル。東レアローズ内定
主な選出理由
油井輝星(静岡県富士見高)「2年前のインターハイで対戦して、そのときから同い年と思えないほど活躍していてカッコよかった」
辻 杏理(開智高)「高校生とは思えない高いレベルのバレーをしている」
米澤陽菜(城南高)「高身長を生かした力強いスパイク。双子でチームの軸になっている」
小谷栞璃(高知高)「どんなトスが上がっても決めきり、高い打点からのコースの打ちわけがすごい」
その他投票したキャプテン
鈴木玲香(古川学園高)/田中向菜(金沢商高)/奥出望未(奈良文化高)/三宅望天(氷上高)/松前裕子(進徳女高)/奥山日菜子(首里高)
春高連覇へ、ライバルたちから警戒される深澤めぐみ(左)と深澤つぐみ(右)
3位(3票)
德本歩未香(金蘭会高)
とくもと・あみか/2年/リベロ/身長153㎝/最高到達点255㎝/金蘭会中(大阪)出身
抜群のディグで、インターハイ準決勝の就実戦では、深澤めぐみのスパイクを何度もレシーブした。2年生ながら強豪校のキャプテンたちから熱視線を送られる
永井いづみ(共栄学園高)「どんなボールも上げまくっていた。二段トスがていねいで打ちやすそうだったから」
冨沢心琴(下北沢成徳高)「あの小さな体でどんなボールにも食らいついて、あふれる気迫が素晴らしい」
深澤めぐみ(就実高)「2年生とは思えない守備をするから」
得意のディグでチームの窮地を救う德本
4位(2票)
熊谷仁依奈(古川学園高)
くまがい・にいな/2年/セッター/身長165㎝/最高到達点277㎝/仙北中(秋田)出身
前回大会は1年生ながら司令塔を務め、ベスト4へ。スパイカー陣の個性を引き出すトスワークで、昨年度越えの成績を目指す
選出理由
小松未央(秋田北高)「同じ秋田県出身で1年生時からレギュラーで活躍している」
小早川咲希(米子北斗高)「昨年度の春高で1年生ながら強気で素晴らしいトスワークでベスト4に導いた。同じセッターとしてすごいと思う」
曽我紀美(就実高)
そが・のりみ/3年/アウトサイドヒッター/身長163㎝/最高到達点285㎝/上毛中(福岡)出身
小柄ながら、高い跳躍力で得点を重ねる。深澤めぐみの対角として、チームを春高連覇に導けるか
選出理由
奴賀杏未(高松南高)「身長は決して高くないが、誰よりも体を大きく使ってプレーしている姿がとてもカッコいい」
佐村真唯(東九州龍谷)「身長が低いことを言い訳にせずに、自分のプレーだけでなく、周りの選手を生かすことができる」
梅川愛邑理(敬愛学園高)
うめかわ・あゆり/3年/アウトサイドヒッター/身長164㎝/最高到達点284㎝/北沢中(東京)出身
身長164㎝ながら攻守で高い安定感を誇るエース。1年生時からレギュラーで、キャプテンとしてチームを引っ張る
選出理由
武居佑李菜(帝京三高)「常に冷静で、ここぞというときに決めるエースであり、キャプテン」
南川瀬里奈(三重高)「髙さよりもテクニックで戦っている。物怖じしない根性がある」
吉武美佳(金蘭会高)
よしたけ・みか/3年/アウトサイドヒッター/身長182㎝/最高到達点300㎝/大木中(福岡)出身
1年生時には第16回女子U18(ユース)世界選手権大会に出場するなど、国際経験も豊富。高い打点から打ち込むスパイクを武器に、3年ぶりの頂点を目指す。久光スプリングス内定
選出理由
楢原萌々華(八女学院高)「小、中学生時に同じチームで戦ったメンバーもいる。身近な存在の選手が全国トップレベルで活躍しているから」
藤山姫美奈(熊本信愛女学院高)「小学生のときよく練習試合をしていたが、今では手が届かない存在」
8位(1票)
亀井美子(米沢中央高)/タピア・アロンドラ(古川学園高)/本田 凜(郡山女大附高)/伊藤舞理凜、藤澤歩夢、北村萌恵(東京都市大塩尻高)/桶田真悠(八王子実践高)/永井いづみ、堤 亜里菜(共栄学園高)/濱村ゆい、谷島里咲、内澤明未(下北沢成徳高)/岡庭舞衣(帝京三高)/岩本沙希(就実高)/佐藤亜魅加(松山東雲高)/新改星南(東九州龍谷高)/甲斐理香菜(都城商高)
※春高不出場校
内田千晴(PL学園高)
選出理由
亀井美子(米沢中央高)「大阪の代表決定戦を見ていて涙が出た。「絶対に勝つ」という気迫を返事、行動、姿、すべてから感じた」
光広のぞみ(安田女高)
選出理由
達 梨華(金蘭会高)「身体能力が高く、身長が低くてもジャンプ力の高さで一本一本しっかり打ちきっていた」