©️Lega Pallavolo Serie A
石川祐希の所属するミラノは現地時間1月6日(木)、イタリア・セリエAレギュラーシーズン後半第3節でピアチェンツァと対戦し3-1(31-29, 23-25, 25-22, 25-18)で勝利した。石川はスターティングメンバーで出場し、14得点の活躍。
前半第3節での対戦ではフルセットで敗れているだけに、雪辱したいミラノは石川のバックアタックによる得点で試合がスタート。お互い譲らずに進むが、12-13でジャン・パトリ(フランス)のバックアタックがブロックされブレイクを許してしまう。それでも食らいついて終盤22-22と同点に追いつき、ジュースへ突入。マッチポイントを握られる場面もしのいでこのセットを奪った。第2セットは23-24の場面で石川のアタックが決まり、同点に追いついたかに見えた。ところがその直前のプレーに対するチャレンジが要求され、石川のタッチネットを取られてしまう。両チームともヒートアップし、レフェリーが再度ビデオチェックを行うが判定は覆らず、ミラノはこのセットを落とした。しかし、これで火が付いたのか、第3、第4セットとも終始リードして試合を進め、結果的に勝利を収めた。
ミラノはトーマス・ジェスキー(アメリカ)の19得点をはじめ、出場選手がバランスよく得点した。14得点の石川は、サーブレシーブ返球率も60%(内Aパス30%)と攻守に安定した数字を残した。
石川祐希コメント
「(前節の)ターラントとの試合で増えていた連続失点を今日は早い段階で断ち切ることができ、勝ちにつながったと思います。日曜日にはビーボ(・ヴァレンティア)との試合が控えていますが、前半戦とは違う選手が2人加入しているので、うまく対応したいと思います。西田(有志)選手もけがから復帰してコートに戻ってくると思うので楽しみです」
次戦、ミラノは現地時間1月9(日)15:30【日本時間23:30】から、ホームでビーボ・ヴァレンティアと対戦する。
チームメートと勝利を喜ぶ石川(©︎Lega Pallavolo Serie A)