©︎Lega Pallavolo Serie A
石川祐希の所属するミラノは現地時間1月9日(日)、イタリア・セリエAレギュラーシーズン後半第4節でビーボ・ヴァレンティアと対戦し3-0(25-18, 25-19, 25-13)で勝利した。石川はスターティングメンバーで出場したが、昨年11月の試合でけがをした西田は、登録されベンチには入ったものの出場はなかった。
試合開始早々、石川のサーブでビーボ・ヴァレンティアを崩しラリーを制してブレイクと好スタートを切る。その後互角の展開となるが、14-15からバルテレミ・シネニエズ(フランス)のスパイクで同点に追いつき、石川のスパイクで逆転。再びバルテレミのブロックポイントでリードを奪い、試合を優位に進め第1セットを奪う。第2セットは10-8から石川のサーブで3連続ブレイクに成功しリードを広げる。その後も順調に得点を重ねてセットを連取。第3セットは序盤にトーマス・ジェスキー(アメリカ)、ジャン・パトリのバックアタックやマッテオ・ピアノ(イタリア)のブロックで一気にリードを奪うと、相手を寄せ付けずストレートで勝利した。
この日の試合には「北イタリア日本人会」の公式行事として、ミラノ近郊在住の日本人、総勢70名が観戦に訪れた。また観客席には同会が作成した「フォルツァ!石川祐希」「がんばれ!西田有志」と描かれた日本国旗デザインの横断幕も掲げられ、イタリアで奮闘する日本人プレーヤーに声援が送られていた。
石川はサービスエース、ブロックポイント各1本を含む10得点、サーブレシーブ返球率75%(内Aパス50%)の活躍を見せた。
石川祐希コメント
「チームとして、(シーズン序盤と比べると)ディフェンスからの攻撃でしっかり点を取れるようになってきたと思います。サーブレシーブも安定していましたし、スパイク、パイプも決めることができたのでよかったです。サーブについては、ショートサーブや強打を織り交ぜてうまく工夫できていたので、それを継続していきたいと思います」
次戦、ミラノは現地時間1月16(日)18:00【日本時間17日2:00】から、アウェーでルーベとコッパ・イタリア予選ラウンドを戦う。
勝利を喜ぶ石川とチームメイト
ありがとうございます。✨
— Powervolley Milano (@PowervolleyMI) January 9, 2022
L’Associazione Giapponese del Nord Italia all’Allianz Cloud per supportare Yuki Ishikawa e Yuji Nishida in occasione della sfida tra Milano e @TonnoCallipoVol !
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