gv-logo

春高2025

[ロシア21/22]第14節 イボビッチ復帰のレニングラードがケメロヴォを完封

  • 海外
  • 2022.01.27

世界三大リーグの一角、ロシア・スーパーリーグ男子の模様をゲームラウンドごとにお届けする『WEEKLY SUPER LEAGUE RUSSIA』。2021/22レギュラーシーズン後半戦に突入!! その初戦となる第14節が実施されました。

(Photo:volley.ru/Deta:VolleyService.ru

※ポジション表記/OH …アウトサイドヒッター、OP…オポジット、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ、C…コーチ

 

 

■4連勝中のケメロヴォを、計12本のブロックポイントでレニングラードが封じる

 [MATCH OF THE ROUND]

◆《第14節》レニングラード 3-0 ケメロヴォ

(25-22,25-20,25-22)

(現地1/22)

 ここ数戦は主力を張るS二コラ・ヨボビッチとOHマルコ・イボビッチの“セルビア・コンビ”がコンディション不良のため、試合を通してコートに立てていなかったレニングラードは、今節で久しぶりに2人が先発出場を果たす。

 

<ヨボビッチ(写真中央)もパフォーマンス全開>

 

 主力が戻ったことで安定感を取り戻したチームはOHデニス・ビリュコフ(ロシア)がチーム最多18得点、MBドミトリー・コレンコフスキ(ロシア)が11得点をマーク。何より、ビリュコフとコレンコフスキは並んで最多5本のブロックポイントをあげて、今節を前に4連勝と波に乗るケメロヴォを完全封鎖。ホームでストレートの快勝を収めた。

 

<上位を目指すレニングラードは後半戦で好スタート>

 

 レニングラードのアレクサンデル・キリミキン監督は、「しっかりと準備したことが出せました。もちろん相手は簡単にチャンスをくれませんでしたが、こちらが自分たちの試合運びをできました」とコメント。レギュラーシーズン後半戦に入り、中位グループが混戦の状況でチームに復帰したイボビッチは「実のところ、僕自身は順位を気にしていません(笑) たとえ相手が誰であろうとも、勝利するために何が必要かを常に考えていますから。僕たちがいいモチベーションでゲームに臨むことが何よりも大事です」と頼もしい言葉を口にした。

 

*****

 

◆《第14節》ノヴォシビルスク 3-1 スルグト

(25-20,22-25,25-16,31-29)

(現地1/22)

 ホームのスルグトはMBエゴール・ヤクチン(ロシア)が両チーム通して最多5本のブロックポイント、OPニキータ・アレクセエフ(ロシア)が17得点と気を吐いたが、最後は力負け。Sコンスタンティン・アバエフ(ロシア)を除く5選手が2桁得点をあげたノヴォシビルスクが後半戦白星スタートを切った。

<ノヴォシビルスクのMBイリヤス・クルカエフ(ロシア/写真左端)がネット際の攻防を制する>

 

++++

◆《第14節》カザン 3-0 クラスノヤルスク

(25-18,25-16,25-17)

(現地1/23)

 OPマキシム・ミハイロフ(ロシア)とOHドミトリー・ボルコフ(ロシア)が最多14得点と並んで、クラスノヤルスクを一蹴したカザン。力の差を見せつけた勝利だったが、その中でも驚愕の7本のブロックポイントをマークしたMBアルチョム・ボルビッチ(ロシア)のパフォーマンスは圧巻だった。

<ボルビッチ(写真コート奥右から2番目)は前日22日が自身32歳の誕生日。自らを勝利で祝った>

 

++++

◆《第14節》オレンブルクvs.サンクトペテルブルク

…現地3月23日に延期

◆《第14節》ニジネヴァルトフスクvs.ウレンゴイ

…現地3月30日に延期

◆《第14節》ニジニ・ノヴゴロドvs.ウファ

…現地4月6日に延期

◆《第14節》ベルゴロドvs.モスクワ

…延期(日程未定)

 

ロシア・スーパーリーグ男子 レギュラーシーズン

==順位表/第14節終了時点==

1 カザン 131(勝ち点40)-

2 ノヴォシビルスク 121(勝ち点36)-

3 モスクワ 112(勝ち点29)-

4 サンクトペテルブルク 103(勝ち点28)-

5 レニングラード 94(勝ち点25)-

6 ケメロヴォ 77(勝ち点21)-

7 ニジニ・ノヴゴロド 67(勝ち点19)-

8 ベルゴロド 57(勝ち点19)-

9 ニジネヴァルトフスク 58(勝ち点15)-

10 スルグト 59(勝ち点14)-

11 クラスノヤルスク 411(勝ち点11)-

12 ウレンゴイ 410(勝ち点11)-

13 ウファ 210(勝ち点8)-

14 オレンブルク 0勝13敗(勝ち点4)-

※勝敗(勝ち点)記号は前節からの推移

 

〔責任編集:GUCII(坂口功将/編集部)〕

  • マグダビッド×関田誠大
  • アシックス×高橋藍
  • 全中2024
  • 北部九州インターハイ2024
  • 男子日本代表応援サイト2024
  • 女子日本代表応援サイト2024
  • NBPオンラインショップ
  • 自社広告のご案内
  • 全国専門学校選手権2019

pagetopbtn