石川祐希のミラノ 首位ペルージャに敗れる
- 海外
- 2022.01.31
©️Lega Pallavolo Serie A
石川祐希の所属するミラノは現地時間1月30日(日)、イタリア・セリエAレギュラーシーズン後半第6節でペルージャと対戦し1-3(21-25, 19-25, 25-23, 20-25)で敗れた。石川はスターティングメンバーで出場、チーム最多タイの14得点をあげた。
第1セット中盤、ミラノは石川がマシュー・アンダーソン(アメリカ)、シモーネ・ジャネッリ(イタリア)、セバスティアン・ソレ(アルゼンチン)による3枚ブロックをものともせずにスパイクを決めるなど17-12とリードする。しかし、首位ペルージャ相手にリードを守ることができず、ウクライナ出身のサウスポー、オレイ・プロトニスキのサービスエースで逆転されセットを落とした。第2セットは序盤から石川の軟打などでリードするが、相手の強烈なサーブに苦しみ差を詰められる。中盤にミスも重なり逆転を許しこのセットも落としてしまう。後のなくなった第3セット、ペルージャのエース、ウィルフレド・レオン(ポーランド)の強力なサーブに苦しめられる場面などもあったが、ミラノは食らいつく。17-16の場面では、石川の相手ブロッカーの小指をかすめる絶妙なスパイクなどで連続得点をあげてチームを勢いづけ、このセットを奪い返す。第4セットも序盤からリードされるが、粘り強く戦い16-17からは石川のサーブで崩しバルテレミ・シネニエズ(フランス)のスパイクで同点に追いつく。しかし、相手サーブを攻略することができず、再びリードを許し敗れた。
石川はサービスエース1本を含むチーム最多の14得点、サーブレシーブ返球率35%(内Aパス15%)の活躍を見せたものの、ミス5、被ブロック3と失点も多かった。
石川祐希コメント
「今日はスパイクに関しての失点が非常に多かったので、次のヴェローナ戦では修正して臨みたいと思います。圧倒的にやられたわけではなく、戦えた試合だったと思うので、なおさら悔しいですし、自分の今日のプレーが情けなかったので、気持ちを切り替えて次に進んでいきたいと思います」
次戦、ミラノは現地時間2月5日(土)18:00【日本時間6日2:00】から、アウェーでヴェローナと対戦する。