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藤井直伸が胃がんを公表

 V1男子東レアローズのセッター藤井直伸は、検査入院で胃がんが見つかったことを2月27日(日)に自身のSNSで公表した。藤井は日本代表として昨夏の東京2020オリンピックに出場している。

 

 藤井のSNSによると、昨年末ごろから目の不調を感じていたが、なかなか症状が改善されないため検査入院したところ、今回の発見に至った。目の症状は、がんが脳へ転移している影響によるものとみられ、転移は複数に及ぶ可能性があるとのこと。以上を踏まえて、ステージ4の胃がんと診断された。

 

 すでに頭部の放射線治療は終了し、明日から抗がん剤の治療に入る予定とのこと。

 

 藤井は「心配してくださっていた皆さま、報告が遅くなってしまったこと申し訳ございません。僕も、家族も少し整理する時間が必要だったことをご理解ください。最初に診断された時は驚き、不安、怖さ、色々な感情がありました」と診断を受けての戸惑いを明かしつつ、「家族・チームメイトの温かい支えにより、もう前を向いてこの病気に打ち勝つという強い意志を持っています!」とも語っている。SNSには選手やファンから多くの励ましのコメントが寄せられている。

 

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