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春高2025

[イタリア21/22]カップ戦 ペルージャが大声援を受けて3度目V

  • 海外
  • 2022.03.07

 

◆《準決勝》ペルージャ 3-1 ピアチェンツァ

(25-22,23-25,25-23,25-18)

(現地3/5)

 ピアチェンツァはOHチボー・ロサール(フランス)のアタックに、Sアントワーヌ・ブリザール(フランス)が3連続サービスエースと続くなど、開始序盤から4-0と先手を奪う。それでもペルージャはOHウィルフレド・レオン(ポーランド)を中心に攻撃を展開し、22-22からはレオンのサービスエースを含む3連続得点をあげて第1セットを先取する。第2セットからピアチェンツァはOPトンチェク・シュテルン(スロベニア)、OHフランチェスコ・レチネ(イタリア)がコートに送り込まれると、競り合いを制してセットカウントをタイに戻す。

 

<得点を呼び込んだ③レチネと⑨ロサール>

 

 第3セットは16-19からペルージャがレオンのサーブを起点に5連続得点をあげて逆転し、そのままセットを奪い取る。まさにアンストッパブルなモードになったレオンは第4セット中盤でもサービスエースをマーク。これで一気に流れを引き寄せたペルージャは24-18でマッチポイントに到達。最後はレオンがネットにかかりながらも、この日3本目のサービスエースを決めて、勝利した。

 

 レオンはチーム最多26得点。また、豊富な攻撃陣をそろえるピアチェンツァに対して、ペルージャはOHアンダーソン(アメリカ)、MBセバスティアン・ソレ(アルゼンチン)が最多4本と並ぶなど計13本のブロックポイントをあげて、相手を退けた。

 

<ペルージャの⑨レオンはアンストッパブルな活躍>

 

++++

◆《準決勝》トレンティーノ 3-0 ミラノ

(25-14,25-20,25-20)

(現地3/5)

 準々決勝で前年度王者のルーベを下したミラノは、チーム史上初のベスト4の舞台へ。さらなる高みを目指し、ボローニャへやってきた。だが、スーペルコッパに続く今季2冠目を狙うトレンティーノが出だしから立ちはだかる。序盤でOPジャン・パトリ(フランス)が相手ブロックにつかまり、3-6とリードを許すと、9-11からは5連続失点。以降も攻めあぐね、大差で第1セットを落とす。

 

 対するトレンティーノは第1セットだけで計7本のブロックポイントをあげて主導権をにぎると、第2セットからはOPダニエレ・ラビア(イタリア)が高い決定力を見せて得点を重ねていく。17-12から3連続得点で突き放し、王手をかける。

 

<トレンティーノの猛攻と対峙したミラノだったが…>

 

 第3セットでミラノはOPユーリ・ロマノ(イタリア)がアタックにサービスエースに、と奮闘を見せて食らいつく。6-12と離されながらも、OH石川祐希(日本)やロマノのアタック、Sパオロ・ポッロ(イタリア)のサービスエースで3連続得点。だが、ラビアに加え、OHマテイ・カジースキ(ブルガリア)、OHアレッサンドロ・ミケレット(イタリア)が着実に得点を重ねたトレンティーノがストレート勝ちで決勝進出を決めた。

 

<トレンティーノの⑮ラビアは今季、オポジットとして台頭>

 

>>><次ページ>先週行われた未消化試合を総ざらい!!

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