石川祐希のミラノ 惜敗もプレーオフ進出決める
- 海外
- 2022.03.14
©️Lega Pallavolo Serie A
石川祐希の所属するミラノは現地時間3月13日(日)、イタリア・セリエAレギュラーシーズン後半第12節でトレンティーノと対戦し、2-3(30-28, 21-25, 20-25, 25-23, 9-15)で敗れたが、この結果、勝ち点1を獲得し5位を確定。8以内が出場するプレーオフ進出を決めた。
セリエAプレーオフ進出に向けて負けられない試合が続くミラノは、3月5日(土)に行われたコッパ・イタリア準決勝で敗れたトレンティーノとの再戦となった。第1セット、ミラノは一進一退の激しい攻防を繰り広げジュースに突入。27-28から石川が3枚ブロックに対しブロックアウトで同点。続いてラリー中、ネット際のボールに素早く反応し、相手コートに押し込みセットポイントをつかむと、最後も強烈なスパイクを相手コートに叩き込み、石川の3連続得点でセットを先取する。第2、第3セットは、この試合21得点のマテイ・カジースキ(ブルガリア)、27得点のアレッサンドロ・ミケレット(イタリア)らトレンティーノの攻撃陣を止めることができず落としてしまう。後のなくなったミラノはバルテレミ・シネニエズ(フランス)らの攻撃で第4セットを奪い返すが、第5セットはトレンティーノに突き放されて敗れた。
石川はスターティングメンバーで出場し16得点、サーブレシーブ返球率は53%(内Aパス31%)だった。ミラノはプレーオフ進出しならびに4位モデナとの対戦が決定した。
石川祐希コメント
「プレーオフではモデナと対戦することが決まって、自分たちがやるべきことがクリアになったので、レギュラーシーズン残り2試合をしっかり戦いつつ、その先のプレーオフについても今のうちから準備して戦っていきたいと思います」
次戦、ミラノは現地時間3月20日(日)18:00【日本時間21日2:00】から、ターラントとホームでレギュラーシーズン後半第13節を戦う。
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