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石川祐希の所属するミラノは現地時間3月20日(日)、イタリア・セリエAレギュラーシーズン後半第13節でターラントと対戦し、3-1(25-17, 23-25, 25-18, 25-20)で勝利した。石川はスターティングメンバーで出場し、14得点を記録した。
前節でセリエAプレーオフ進出を決めたミラノは、第1セット序盤から石川のサービスエースなどでリードを奪う。この日はミドルブロッカーのバルテレミ・シネニエズ(フランス)を欠く中でも優位にゲームを進め、セットを先取する。第2セットは中盤までリードしていたが、粘るターラントに追いつかれジョアン・フェレイラ(ブラジル)のブロックで逆転を喫し、落としてしまう。第3セットは順調にリードを広げて奪い返すと、第4セットには13-13から石川のスパイクで連続得点する場面もあった。新型コロナウイルス感染から復調中のジャン・パトリ(フランス)に代わって入ったユーリ・ロマノ(イタリア)が20得点の活躍を見せるなどして勝利した。レギュラーシーズンのホーム最終戦となったミラノは、感染予防対策により収容人数が60%に制限されたものの、アリーナに集まった1700人の地元ファンとともに勝利を喜んだ。
スタメン出場した石川はサービスエース1本を含む14得点、サーブレシーブ返球率は56%(内Aパス33%)だった。
石川祐希コメント
「まだまだ課題はありますが、ミドルブロッカー2人がいなくてもしっかり勝ちきれたことはチームにとって自信になったので、課題を修正して、次のルーベ、モデナ戦に臨みたいと思います」
次戦、ミラノは現地時間3月23日(水)20:30【日本時間24日4:30】から、新型コロナウイルス陽性者発生により延期となっていたルーベとのレギュラーシーズン後半第5節をアウェーで戦う。
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