川合俊一氏が日本バレーボール協会新会長に
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- 2022.03.22
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公益財団法人日本バレーボール協会(JVA)は臨時理事会を3月22日(火)に開き、会長に川合俊一氏、事務局長に村上成司氏を選定したことを発表した。なお1月13日(木)より会長代行を務めていた河本宏子氏は再度、副会長(理事)となる。
臨時理事会後に新会長らがリモート会見を行った。河本副会長は会長の選定にあたり「JVAの直面する課題に対して、ガバナンス、コンプライアンスへの高い意識、加盟しているさまざまな団体、メディア、スポンサーとのコミュニケーション能力を持ち、情熱を持ってリーダーシップを発揮する」ことを重視したと説明。ハンドボール、バスケットボールなど他競技の協会にもヒアリングを行ってどういった人物が必要か議論を重ね、最終的には14名の候補者の中から川合新会長が選ばれた。
川合新会長は「一度失った信頼を回復することはたいへんだが、協会には優秀な職員がそろっている。その力をフルに発揮し、ベテランの力を生かしながらやれば必ずいい協会になる。一致団結させることが私の仕事。どうなるんだろう、と心配されている方もいると思うが、国際バレーボール連盟やアジアバレーボール連盟などとも話をしながら、日本で大きな大会が開催できるように進めていきたい」と決意を語った。
また、目指す会長像についての質問には「目指すのは、トップがいなくなっても運営、判断、実行ができることが理想。『川合いらないじゃないか』と言われるくらいの組織をつくるのが会長としての任であり、使命だと考えています」と回答。自立した組織を目指す新会長を迎え、JVAは新たな航海を始める。