gv-logo

春高2025

2021 Vリーグジュニア選手権が全日程終了 WD名古屋やパナソニック,埼玉らのジュニアチームが優勝

  • SV男子
  • 2022.04.07

 2021 Vリーグジュニア選手権大会のAブロック大会が3月29日(火)、桜総合体育館(茨城)で開催された。コロナ禍の感染症対策のため、3つのブロックに分けて実施された2021年度大会。昨年11月のBブロック(東海地方)、今年2月のCブロック(近畿地方)に続いて全日程が終了した。

 

 この大会は、Vリーグのチームが指導普及活動の一環として取り組んでいるジュニアチーム(主に中学生世代)によって争われるもの。ジュニアチームを設立するチームは年々増加しており、当初の予定では2021年度大会は過去最多となる男女計36チーム(開催地近辺のクラブチームを含む)で行われる予定だった。

 

 2021年度大会の各ブロックの優勝チームを紹介する。(学年は大会当時)

 

■Aブロック大会(2022年3月29日@桜総合体育館〔茨城〕)

 

=男子優勝:埼玉アザレアSA=

 埼玉アザレアは大会にSAとAZの2チームが参加し、1年生エースの都築和真を擁するSAが決勝でSunGAIA Jr.ユース男子を下した。

 

=女子優勝:SunGAIA Jr.ユース女子=

 コロナ禍のため一時は開催も危ぶまれたAブロック大会だが、V2男子のつくばユナイテッドSunGAIAが会場の確保などに協力。女子のジュニアチームが優勝を手にした。

 

=小学生優勝:Wichika=

 大会史上初めて設けられた小学生の部では、県内のクラブチームも参加。3つのクラブが合体し、それぞれの6年生たちが集まって構成されたWichikaが優勝を果たし、活動最後の思い出に華を添えた。

 

■Bブロック大会(2021年11月27日@エントリオ〔豊田合成記念体育館/愛知〕)

 

=男子優勝:WOLFDOGS名古屋ジュニアU-14=

 Vリーグでも愛知ダービーとして火花を散らすウルフドッグス名古屋とジェイテクトSTINGS。決勝では、お互いのジュニアチームが激突し、キャプテンの新拓真やサウスポーエースの新和馬ら攻撃力の高いアタッカーがそろったWOLFDOGS名古屋ジュニアU-14に軍配が上がった。

 

=女子優勝:アイシンティルマーレJr.ブルー=

 3年生主体のブルーと、下級生たちによるブラックの2チーム編成で参加したアイシンティルマーレJr.は決勝で両チームが対戦。今大会で引退となる3年生たちが先輩の意地を見せて勝利した。

 

■Cブロック大会(2022年2月19日~20日@芦屋市立体育館・青少年センター〔兵庫〕)

 

=男子優勝:パンサーズJr.B=

 この大会では最多3度の優勝を誇るパンサーズジュニア。今回は2チームが出場し、3年生たちが主体のBが優勝。エースの酒井星英が鋭いサービスエースを何度も突き刺すなど、攻撃力の高さが光った。

 

=女子優勝:兵庫はりまヤング=

 出場予定だったチームの辞退もあり、地元の兵庫はりまヤングのみの参加に。そこで急遽、AB戦が実施され、3年生たちが主体のAチームが勝利した。試合後は、大会運営に携わる櫻井由香さん(Vリーグ機構)や、協賛社のTRAIL SPORTS ACADEMYの吉村志穂さん(元・上尾メディックス)らによるバレーボール教室が開かれた。

 

 チームによっては、Vリーグのトップチームと同じデザインや類似したユニフォームを着用している姿も見られる。近い将来、Vリーグの舞台に立つ選手が、このなかにはいるかもしれない。

 

(取材・写真/坂口功将〔編集部〕)

 

『月刊バレーボール』2022年5月号では

 Aブロック大会の模様や活躍がキラリと光った選手を紹介!!

 4月15日(金)発売予定です★

 

>>><次ページ>【ギャラリー】2021年度大会 出場全チーム

  • マグダビッド×関田誠大
  • アシックス×高橋藍
  • 全中2024
  • 北部九州インターハイ2024
  • 男子日本代表応援サイト2024
  • 女子日本代表応援サイト2024
  • NBPオンラインショップ
  • 自社広告のご案内
  • 全国専門学校選手権2019

pagetopbtn