V・ファイナルステージ女子記者会見
- SV女子
- 2022.04.08
Vリーグ機構は4月9日(土)、10日(日)にこのはなアリーナ(草薙総合運動場体育館・静岡県)で、16日(土)に千葉ポートアリーナ(千葉県)で開催される、V1女子V・ファイナルステージの記者会見を行なった。V1女子V・ファイナルステージに進出した各チームの監督とキャプテンが出席した。
各チームのコメントは次の通り。
吉原知子監督(JT)
「レギュラーラウンドでは若手選手の起用も含めて、いろんな経験を積んできました。そうして一戦ごとに振り返って、自分たちのやるべきことをしっかりと積み重ねてこられましたし、その経験をどれだけ生かせるかがファイナルでは重要になってきます。(ファイナル3の勝者を迎える)その状況は、すぐに決勝ができる点で精神的にも楽に感じがちな部分もある反面、迎え打つうえで、私たちも相当の覚悟をもってコートに立たなければと感じています」
小幡真子キャプテン(JT)
「レギュラーラウンドを振り返ると、いいことばかりではなく、後半では負けた試合が重なり、そこで自分たちを見つめなおす時間ができました。そうして1位通過ができ、ファイナルにむけて、準備する時間をもらえたと感じています。過去2度優勝していますが、たとえ相手にどれだけ研究されても負けないのが、本当に強いチーム。その証明を、皆さんにお見せできればと思います」
越谷 章監督(東レ)
「前回対戦時、サービスエースを10本取られたので、明日の試合では直接失点をなくすためにも、ローテーションを含めた連係面を対策してきました。もしサーブで崩されても、ハイボールからの攻撃は強みなので、粘り強くラリーをとりたいです。また、アキンラデウォ選手のワイド攻撃やレフト2人の攻撃に対しても、こちらはサーブでしっかり攻めて、ブロックとディフェンスでプレッシャーをかけていきたいです」
白井美沙紀キャプテン(東レ)
「久光はギリギリのところで3位に上がってきて、今いちばん勢いのあるチームだと思います。1点目や1セット目など、入りで相手の勢いに負けないように、出だしから明るさを全開に出して頑張ります。今季、1、2レグはストレートで勝利しましたが、皇后杯や3レグではフルセットになったので、簡単に勝てる相手ではありませんし、気は抜けません。初心を忘れずに、自分たちの100%を出して勝利し、それをきっかけに優勝までいきたいです」
酒井新悟監督(久光)
「ここに来るまでに、たくさんの負けや皇后杯の優勝など、レギュラーラウンドのさまざまな経験をして成長できました。東レと戦うときには、ヤナ選手、石川選手と得点能力の高いエーススパイカーに、いいシチュエーションでトスを回さないようにすることが重要となるのでサーブで相手を崩していくことが第一条件。そこから自分たちの強みであるブロック&ディグで仕留めていきたいです」
戸江真奈キャプテン(久光)
「ここまで試合を重ねるごとに、チームとしてすごく成長できています。今までやってきたことを発揮できるようにチーム全員で頑張っていきたいです。私たちの強みはサーブからのトータルディフェンスだと思っています。サーブを攻めてディグアタックで得点できるかが鍵になってきます」
【関連記事】
【プレイバック!】エース木村沙織、MVP荒木絵里香 東レが4度目の優勝【2011/12シーズンVリーグファイナル】
【プレイバック!】第3セットは43-41 歴史的な激戦を制したパナソニックが優勝 最高殊勲選手賞は福澤達哉【2011/12シーズンVリーグファイナル】