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V・ファイナルステージ WD名古屋がファイナル第1戦をストレートで勝利

 

 

 2021-22 V・ファイナルステージ男子は、このはなアリーナ(静岡県静岡市)で4月10日(日)に2日目が開催された。ウルフドッグス名古屋(V・レギュラーラウンド1位)と9日に行われたファイナル3で勝利し、勝ち進んできたサントリーサンバーズ(同2位)によるファイナル第1戦が行われ、WD名古屋がセットカウント3-0のストレートで勝利した。ファイナルは2戦方式で行われ、次戦は4月17日(日)に行われる。

 

 試合結果は以下の通り。

 

V・ファイナルステージ ファイナル第1戦

ウルフドッグス名古屋 3-0 サントリーサンバーズ

(25-19, 28-25, 25-21)

 

 

 第1セットは立ち上がりからWD名古屋がサントリーの得点源、ムセルスキーのスパイクをブロック。そのあと、傳田のサービスエースから連続得点し4点差をつけると、クレクのバックアタックや、高梨のスパイクでじわじわと相手を突き放しセットを先取した。

 続く第2セットはサントリーがリズムをつかみリードした展開で進むが、終盤にかけてブロックやサービスエースでブレイクを刻んだWD名古屋が先にセットポイントを迎える。ジュースの末に、最後は柳田のバックアタックをシャットアウトしセットを連取した。

 サントリーとしてはあとがない第3セット、WD名古屋は高梨のスパイクとサーブで連続得点し勢いに乗ると、セッター永露の多彩なトス回しで山崎、傳田、クレクらが得点。18-10と8点差をつけて終盤に突入する。サントリーもムセルスキーのスパイクやサーブで追い上げ、3点差まで詰め寄るも及ばず、WD名古屋がストレートで勝利した。

 

 

WD名古屋

■マクガウン監督

「勝利できたことはうれしく思う。V・レギュラーラウンドを1位で通過できたことで、昨日試合がなく、優位な立場で戦うことができた。試合でエネルギー発揮できたことを誇りに思う。2セット目は相手のプレッシャーに耐えて、みんなで一緒になって乗り越えられました。まだまだ戦いは続くので、来週もいいバレーボールをしていきたい」

 

■クレク主将

「勝利はうれしいが、これは(優勝への)最初のステップに過ぎない。サントリーは昨日のパナソニック戦の疲れもあり、来週はよりよいパフォーマンスを出してくるではず。自分たちも自信を持って戦えるように準備をしていきたい」

 

 

サントリー

■山村監督

「WD名古屋は、すべてのスキルにおいて高いレベルを実現できていた。疲れのコントロールを含め、我々も対策したが、差し引いても強さを感じた。相手にいつもと同じようなバレーボールをさせないように、“攻めなければいけない”と思わせる状況にさせないと勝てないと思うので、どうすればスキルを詰めて、優勝に手が届くのかを考えて臨む」

 

■大宅主将

「WD名古屋は一つ一つのプレーの精度が高く、勢いもあり完璧な試合展開だったと思う。どこに(トスを)上げても2枚ブロックがついていて、クイックもワンタッチをとられる回数が多く、ブロックに苦しめられた。連覇への目標は失われていないので、来週フルセットでも何でも勝つために準備したい」

 

 

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