gv-logo

春高2025

V・チャレンジマッチ男子 VC長野、大分三好がともに勝利しV1残留を決めた

  • SV男子
  • 2022.04.11

 2021-22 V・チャレンジマッチ男子は4月10日(日)に小田原アリーナ(神奈川県小田原市)で2日目が開催され、VC長野トライデンツ(V1・10位)対ヴォレアス北海道(V2・優勝)と大分三好ヴァイセアドラー(V1・9位)対富士通カワサキレッドスピリッツ(V2・準優勝)が対戦した。

 9日(土)に行われた1日目の試合では、V2のヴォレアス北海道と富士通カワサキレッドスピリッツがともに勝利し、V1昇格に一歩近付いていたが、この日はVC長野トライデンツと大分三好ヴァイセアドラーがそれぞれ意地をみせて勝利をつかみ、V1残留を決めた。

 

 

 

 

VC長野トライデンツ(V1・10位) 3-2 ヴォレアス北海道(V2・優勝)

( 35-37, 25-19, 22-25, 25-14, 15-10 )

 

 

 第1セット、ヴォレアスは張育陞や佐々木博秋が、VC長野はヌルムルキ・リヴァンや池田が得点を奪い合う展開が続くも、ジュースの末に37-35でヴォレアスがセットを先取。

 第2セット、VC長野はリヴァンのスパイクや森崎健史のブロックなどで5連続得点を奪い18-13とリードを広げ、その勢いのままにセットを奪い返す。

 第3セット、ヴォレアスは開始時から柏田樹に代え、後藤万澄を起用。すると、その後藤が9-9の場面から2本連続でブロックを止めチームに勢いをつけると、中盤にもその流れのまま連続得点しヴォレアスがセットを奪う。第4セット、序盤から連続得点を重ねたVC長野が優位に試合を進め25-14と大差でセットを取り返す。

 勝負の最終第5セット、1-1の場面から森崎や伊藤樹のブロックポイントなどで5連続得点を奪ったVC長野が6-1とリードを広げる。ヴォレアスも越川優らが落ち着いたプレーで得点を重ね、9-9で追いつく。しかし、森崎のクイックとブロックで2連続得点を奪い11-9とリードをしたVC長野が、その後も連続で得点を重ねてセットをものにし、意地のV1残留を決めた。

 

 

 

 

◆VC長野トライデンツ

■池田幸太キャプテン

今日はどうしても勝たなければならない試合で、なんとかフルセットで勝利することができました。振り返ると、チーム全員で戦えていたと思いますし、すごくいい試合ができたと感じています。今回の試合を次のシーズンへつなげて、来季はリーグ上位に食い込めるようにチーム一丸となって頑張っていきたいです。

 

■藤中颯志

ヴォレアスの攻撃力や勢いに押されてしまう場面もありましたが、4セット目以降、立て直すことができて戦えたので、とてもよかったです。

 

■ヌルムルキ・リヴァン

とても激しい試合でしたし、自分にとっては初めてのV・チャレンジマッチを戦って、厳しさを感じました。なんとしてもV1に残りたいという気持ちがあったから勝てたと思います。

 

 

 

 

 

大分三好ヴァイセアドラー(V1・9位) 3-1 富士通カワサキレッドスピリッツ(V2・準優勝)

( 29-27, 25-21, 34-36, 25-19 )

 

 

 第1セット、序盤からお互いに一歩も譲らないシーソーゲームの展開が続く。勝負はジュースに入った末、富士通の栁田百織がスパイクをミスして29-27で大分三好がセットを先取する。

 第2セットも中盤まで一進一退の攻防が続くが、途中交代でコートに入った大分三好の古賀健太が連続でスパイクを決めチームに流れをもたらすと、その勢いのままに大分三好がセットを連取。

 第3セット、序盤から大分三好が連続得点を奪いリードを広げる。富士通は浅野卓雅と谷平拓海を軸に得点を重ね、大分三好を追いかける展開が続く。24-23と先にマッチポイントを奪ったのは大分三好だが、富士通は栁田のライト攻撃で24-24に追いつくと、30点台にもつれ込むジュースの末に、36-34でセットを奪い返した。

 第4セット、大分三好はエメルソン・ロドリゲスのスパイクポイントを含む連続得点で10-5と序盤からリードを広げる。富士通は栁田や浅野が得点を奪うも、なかなか連続得点を重ねることができず、25-19で大分三好がセットを奪い返し、V1残留を決めた。

 

 

 

 

◆大分三好ヴァイセアドラー

■久保田雅人キャプテン

今日は3-0か3-1で勝たないといけない試合で、出だしの1セット目が肝だと踏んで臨みました。声やムードの作り方を意識して戦った結果、接戦ながら取ることができ、次のセットにつながったと思います。

 

■古賀健太

昨日、富士通に敗れたことで精神的ダメージはありましたが、下を向いてもしかたがないと思いながら、今日の試合に臨み、勝利という結果につなげることができてうれしかった。何より大分三好のファンの方々が会場に足を運んでいただき、その思いをかみしめながら一生懸命プレーできたと感じています。

 

 

【関連記事】

V・チャレンジマッチ男子 V2のヴォレアス、富士通がともに勝利 V1昇格に前進

 

V・ファイナルステージ WD名古屋がファイナル第1戦をストレートで勝利

 

V・チャレンジマッチ男子 第2戦もアイシンが勝利しV2初昇格

 

 

 

  • スポルティング×日体大スペシャルインタビュー
  • 全中2024
  • 北部九州インターハイ2024
  • 男子日本代表応援サイト2024
  • 女子日本代表応援サイト2024
  • NBPオンラインショップ

pagetopbtn