高い攻撃力をもったWD名古屋とサントリーがぶつかり合う
【男子ファイナル第2戦展望】
- SV男子
- 2022.04.16
次に4月10日(日)に行われたファイナル第1戦における直接対決での数字も見てみよう。
項目 |
WD名古屋 |
サントリー |
アタック決定率 |
59.2% |
44.7% |
バックアタック決定率 |
63.6% |
55.0% |
1セットあたりのブロック決定本数 |
2.33本 |
2.00% |
サーブ効果率 |
11.5% |
1.8% |
サーブレシーブ成功率 |
61.3% |
49.1% |
※太字は相手チームを上回った項目
試合はWD名古屋が3-0(25-19, 28-26, 25-21)で勝利し、各項目でサントリーを上回る数字を記録。サントリーはWD名古屋にサーブ効果率11.5%を許したことから(サーブレシーブ成功率は49.1%)、本来の高い攻撃力を発揮できず、対して自分たちのサーブも効果率1.8%とWD名古屋を崩すことができなかったため苦しい戦いを強いられた。また、前日に行われたファイナル3においてフルセットとゴールデンセットの計6セットを戦っていたため、体力的には難しい状況だったことも考えられる。
第1戦は苦しい戦いとなったサントリー
サントリーの山村監督は試合後「WD名古屋はすべてのパフォーマンス、スキルにおいて高いレベルで実現できている印象。我々も対策や、疲れのコントロールも含め、難しい状況だったのは間違いないが、それらを差し引いても(WD名古屋の)強さを感じた。来週もう一度チャンスをつかみたい」とコメントしており、第2戦までの1週間で態勢の回復を図る。また柳田選手は「サーブがリベロの小川選手にどんどん入ってしまった。もっと思い切って打ってもよかったと思う。(ボールを)コートに入れれば崩せるくらいの自信を持ったサーブを打てるようにしたい」と反省を述べた。
WD名古屋のクレク主将は「サントリーにはムセルスキー選手、柳田選手、藤中選手という素晴らしい選手がいるが、いつもより少し彼らに仕事をさせないことができた」と語り、サントリーの攻撃陣へ対策がうまく運んだことを明かした。第2戦ではサントリーも対策を講じる中、どのように相手を上回ることができるだろうか。
サントリー、WD名古屋はともに強力なサーブを武器に持つ選手や世界トップクラスの大型選手を擁する。サーブの攻防戦、大型選手へのディフェンス対応など見どころは多い。迫力のあるプレーと、世界レベルのスキルのぶつかり合いを見逃すな。
【2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 V・ファイナルステージ】
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