V1男子の東レアローズは、富松崇彰と鈴木悠二が「第70回黒鷲旗全日本男女選抜大会」をもって勇退することを4月18日(月)に発表した。
【勇退選手】
富松崇彰(とみまつ・たかあき)
ミドルブロッカー/身長191センチ/1984年7月20日生まれ/宮城県大崎市出身/東北高→東海大
富松は宮城県大崎市出身で、東北高から東海大へ進み、ミドルブロッカーに転向後の2007年に東レアローズに入団。長身ではないが、ジャンプと技術を兼ね備えたブロックを武器に活躍し、Vリーグで8度のブロック賞を含む多数の個人賞を受賞している。19年にはVリーグ通算ブロック決定本数を更新、その後1087本まで積み上げた。2度のリーグ優勝と3度の天皇杯優勝にも大きく貢献した。
日本代表としては07年に開催されたワールドカップでデビューし、09年のワールドグランドチャンピオンズカップでは銅メダル獲得に貢献した。
鈴木悠二(すずき・ゆうじ)
ミドルブロッカー/身長190センチ/1986年6月7日生まれ/静岡県浜松市出身/聖隷クリストファー高→筑波大
鈴木は静岡県浜松市出身で、聖隷クリストファー高から筑波大に進み、09年に東レアローズに入団しアウトサイドヒッター、ミドルブロッカーとして活躍。
リーグきってのサーブの名手であり、近年はリリーフサーバーとして出場し、リーグ優勝や天皇杯優勝に貢献した。2018/19シーズンには長期に渡りVリーグで活躍した選手に贈られるVリーグ栄誉賞を受賞した。日本代表には10年と17年に選出されている。