パナソニック 白澤健児と牧山祐介の現役引退を発表
- SV男子
- 2022.04.22
V1男子のパナソニックパンサーズは、白澤健児と牧山祐介が現役を引退すると4月22日(金)に発表した。
白澤は福岡大を卒業した後、2007年に入団し1年目からレギュラーとして試合に出場。決定力の高いクイックと洞察力の鋭いブロック、スピードのあるサーブで活躍し、16シーズンの現役生活において6度のリーグ優勝や2年連続のブロック賞受賞など、様々なタイトルを獲得した。
牧山は中央大を卒業後、2020年に入団し3シーズン長身セッターとしてプレーした。昨年、アキレス腱断裂の大ケガを負ったが、チームへの貢献を第一に考え、仲間を支えた。
なお現役引退後、白澤はコーチとして、牧山はマネージャーとしてチームに在籍する。
【現役引退選手】
白澤健児(しらさわ・けんじ)
ミドルブロッカー/身長194cm/1984年5月21日生まれ/福岡県宗像市出身/福岡大附大濠高→福岡大
■コメント
今シーズンをもちまして選手を引退することを決意しました。
パンサーズに入団して16シーズン、長きに渡り温かいご声援ありがとうございました。
お陰さまで6度の日本一という貴重な経験させてもらうことができました。ただ、思い返してみれば決して楽な道のりではありませんでした。現役生活の中で8割は練習の過酷さ、日本一へのプレッシャーなど苦しいことばかりでした。しかし、その苦しさが弱かった自分を強くしてくれました。2割は日本一になった瞬間の喜び、達成感でした。その達成感が自分に自信を与えてくれました。
この成長があったのも過酷な環境をともに乗り越え、ともに歩んでくれたパンサーズのメンバー、どのような状況でも力強く後押ししてくれたファンの皆さまでした。本当に感謝しています。
来シーズンからはパンサーズのコーチとして新たな人生を歩んでいきます。
幸せなことに、私は数多くの素晴らしい指導者に恵まれてきました。
そこで学んだ経験を生かし「コーチとしての日本一」という新たな目標に向かって挑戦していきます。
牧山祐介(まきやま・ゆうすけ)
セッター/身長186cm/1997年11月4日生まれ/大阪府箕面市出身/洛南高→中央大
■コメント
今回の黒鷲旗をもちまして、選手を引退することを決断いたしました。
また、来シーズンからはチームのマネージャーを務めさせていただきます。
これから求められることは変わりますが、引き続きこのチームの一員としてともに戦えることを心からうれしく思います。
今までのバレーボール人生で感じたことや、そこで生まれた考え方を生かして、自分らしく全力でチームをサポートしていきます。
これまでバレーを通してお世話になった皆さま、ファンの皆さま、本当にありがとうございました。
この気持ちを少しでも皆さまに伝えられるよう、最後の黒鷲旗大会を全力でプレーしたいと思いますのでご声援よろしくお願いします。
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