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【第70回黒鷲旗】東海大が埼玉上尾に勝利し決勝トーナメント進出決定

東海大

 

 

 

 第70回黒鷲旗全日本男女選抜大会は、5月1日(日)に丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館・大阪府大阪市)で大会2日目が行われ、東海大がV1女子5位の埼玉上尾メディックスを2-0(26-24,28-26)で下した。

 

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 昨年度の全日本インカレで優勝し、今季の春季リーグ戦も無敗の東海大は、前日の大会1日目にV1女子6位のデンソーエアリービーズをフルセットで下した。そして迎えた大会2日目、埼玉上尾との対戦。第1セットは序盤から一進一退の攻防が続いたが、中盤で伊藤麻緒(4年)や、村中胡水(4年)のスパイクで5連続得点しリードする。埼玉上尾も目黒安希のスパイクで連続得点し、22-24とセットポイントを握ったが、東海大がディフェンスで粘りを見せ、逆転でセットポイントに到達。最後は山下晴奈(4年)のスパイクでラリーを制し、セットを先取した。

 

 続く第2セットは序盤から東海大ペースで、伊藤のブロックや、長友真由(4年)のスパイクで8-2と大きくリードする。その後、16-15と迫られ、終盤はサイドアウトを取り合う展開になるが、村中のスパイクで24-22とマッチポイント。埼玉上尾も意地を見せて追いつくが、アドバンテージは東海大が握り続け、最後は佐々木遥子(3年)のスパイク、サービスエースで連続得点しゲームセット。2セットともにジュースにもつれ込んだが、ストレートで勝利した。

 

 2勝を上げた東海大は、グループ戦最終日も就実高にストレートで勝利し、D組1位で決勝トーナメントへの進出が決定した。

 

 

東海大試合後のコメント

藤井壮浩監督

「相手の高さに対して、守る位置や、サーブの狙いなど、選手たち自身で早めに適応できていました。対外試合ができていない中で、リーグ戦も含め、試合を重ねるごとによくなっていると思います。国内のトップチームと戦うことは、選手たちにとっても刺激になるでしょうし、(決勝トーナメントも)力試しの貴重な機会にしてほしいです」

 

セッター・中川つかさキャプテン

「つなぎの面がよかったです。1本目が上がったら、2本目はしっかりトスにして、最後打ちきろう、と徹底していたので、そこがいい結果につながりました。自信にもなりましたし、チームがこれからいい方向に向かっていくポイントになったと思います。

V1のチームに勝てないと、目標としている大学4冠は成し遂げられないと思っています。決勝トーナメントの相手はV1のチームだと思うので、何が通用するのかを明確にするためにも、攻め続けたいです」

 

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