国内最高峰のマイナビジャパンビーチバレーボールツアー2022が開幕し、第1戦立川立飛大会が5月3日(火・祝)から5日(木・祝)の3日間、快晴に恵まれた東京都立川市のTACHIHI BEACHで開催された。
今大会は男女各12チームがまず3チーム×4プールに分かれてプール戦を戦い、そのあと各プール上位2チーム、合計8チームによるシングルエリミネーショントーナメントを行う方式で開催された。
女子決勝は、第1シードの長谷川暁子/坂口由里香組と、高さとうまさが持ち味の橋本涼加/村上礼華組の対戦となった。昨シーズンも決勝で3度対戦し、2勝1敗で長谷川/坂口組が勝ち越している同カードは、粘り強いレシーブから連続得点をあげた長谷川/坂口組が21-11、21-13のストレート勝利で優勝を決めた。
大会を通して強さを見せた長谷川/坂口 組
一方、男子決勝は準決勝で第1シードの石島雄介/黒川寛輝ディラン組に勝利した、庄司憲右/池田隼平組と、第2シードの長谷川徳海/倉坂正人組が対戦。お互いに一歩も譲らない激しいゲーム展開が繰り広げられたが、両セットとも終盤に抜け出した庄司/池田組が21-19、21-18で勝利し、優勝をつかんだ。
ツアー開幕戦を制した庄司/池田 組
なお、今大会は第19回杭州(中国)アジア競技大会日本代表決定戦を兼ねており、すでに日本代表チームに内定していた石井美樹(湘南ベルマーレ)/溝江明香(トヨタ自動車)組と、今大会で優勝した男子・庄司/池田組、女子・長谷川/坂口組が日本代表チームに内定しアジア大会へ出場することになったが、新型コロナ感染症の影響を受けて5月6日(金)にアジアオリンピック評議会から大会の延期が発表された。
【最終順位】
■男子
優勝 庄司憲右(ハウスコム)/池田隼平(カブト)
準優勝 長谷川徳海(フリー)/倉坂正人(フリー)
3位 石島雄介(トヨタ自動車)/黒川寛輝ディラン(しながわシティビーチバレーボールクラブ)
4位 永井雄太(松戸レガロ)/上場雄也(松戸レガロ)
■女子
優勝 長谷川暁子(NTTコムウェア)/坂口由里香(大樹グループ)
準優勝 橋本涼加(トヨタ自動車)/村上礼華(ダイキアクシス)
3位 松本 恋(フリー)/松本 穏(フリー)
4位 山田紗也香(トヨタ自動車)/樫原美陽(一つ山ホールディングス)
【試合結果の詳細はこちら】
https://beach.jva.or.jp/domestic/bvt2022-tachikawatachihi/
【関連記事】
マイナビジャパンツアー記者会見 川合俊一会長らが参加 「ビーチバレーボールを盛り上げていく」