合宿中の女子日本代表チームの記者会見が5月6日(金)、都内で行われた。眞鍋政義監督以下、新チームスタッフが紹介され、5月31日(火)にスタートするFIVBネーションズリーグ2022に向けて招集された22名の選手がそれぞれの目標を発表。また、眞鍋監督の発案により、竹下佳江、木村沙織らロンドンオリンピックのメンバーが「アントラージュ from ロンドン」としてチームをサポートすることも発表された。
以下、眞鍋監督と古賀紗理那キャプテン、石川真佑選手のコメントを紹介する。
眞鍋政義監督
・チームづくりのポイントは?
「サーブ、レシーブ、ディグ&アシスト、失点の少なさ、団結力という5つの強化テーマを掲げて、世界への突破口を見いだしたいと思います。2022年のチームスローガンは、『BREAK THROUGH(ブレイクスルー・躍進する、突破するの意)』です。
5つのテーマの中で、まず取り組まなければいけないのはサーブです。東京2020の試合を解説者としてコート横から見ていて、男女とも、日本選手のサーブが遅すぎると感じました。変化の少ないボールになっていましたが、サーブにはとにかくスピードが必要です。全員が相手チームを崩すことのできる速いサーブを打てるようにならなければなりません」
古賀紗理那キャプテン
・東京2020オリンピックを終えてから考えていること
「私は初戦でケガをしてしまって、結果的にチームは予選敗退でとても悔しい思いをしました。この悔しさからはい上がるための強さを身につけて、パリオリンピックの切符を取りたいと思っています」
石川真佑選手
・アントラージュ from ロンドンのサポートについて
「私たちの目標でもあるオリンピックのメダルを、実際に獲得した方たちからサポートを受けられる体制はとてもありがたいです。目標達成のために、チームがもう一段階ステップアップしなければならないとき、新たな壁を乗り越えなければならないようなとき、先輩方のアドバイスが生きると思います」
第2回国内合宿参加メンバー
<背番号/名前(所属)/身長/ポジション>
OP=オポジット、OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、S=セッター、L=リベロ
1 山岸あかね(埼玉上尾メディックス)/165cm/L
2 内瀬戸真実(埼玉上尾メディックス)/172cm/OH
3 古賀紗理那(NECレッドロケッツ)/180cm/OH ※主将
4 石川真佑(東レアローズ)/174cm/OH
5 島村春世(NECレッドロケッツ)/182cm/MB
7 柴田真果(JTマーヴェラス)/171cm/S
8 宮下 遥(岡山シーガルズ)/176cm/S
9 小島満菜美(NECレッドロケッツ)/158cm/L
10 井上愛里沙(久光スプリングス)/178cm/OH
13 金田修佳(岡山シーガルズ)/177cm/OH
14 オクム大庭 冬美ハウィ(日立Astemoリヴァーレ)/178cm/OH
15 林 琴奈(JTマーヴェラス)/173cm/OH
19 山田二千華(NECレッドロケッツ)/184cm/MB
22 福留慧美(デンソーエアリービーズ)/162cm/L
23 横田真未(デンソーエアリービーズ)/177cm/MB
24 松井珠己(デンソーエアリービーズ)/170cm/S
25 小川愛里奈(東レアローズ)/178cm/MB
26 宮部藍梨(ミネソタ大[アメリカ])/181cm/OH
28 濵松明日香(久光スプリングス)/181cm/MB
30 関 菜々巳(東レアローズ)/171cm/S
37 宮部愛芽世(東海大3年)/173cm/OH
38 佐藤淑乃(筑波大3年)/177cm/OH
39 麻野七奈未(デンソーエアリービーズ)/183cm/MB
※所属は2022年5月6日時点
「アントラージュ from ロンドン」メンバー
竹下佳江、佐野優子、大友愛、井上香織、山口舞、荒木絵里香、中道瞳、木村沙織、迫田さおり、石田瑞穂、狩野舞子、江畑幸子、新鍋理沙