「戦国・愛知」で愛知工大名電がV! インターハイ本戦出場いちばん乗り【令和4年度インターハイ愛知予選(男子)】
- 高校生
- 2022.05.23
昨年の春高予選決勝の再戦は、愛知工大名電が星城にリベンジを果たした。
第1セットから細川と身長189㎝の東怜佑ら、高さある両エースを軸に攻める星城に対し、愛知工大名電はチームの持ち味であるブロックで対抗。ワンタッチを取って切り返すだけではなく、序盤には細川を、中盤にも東を仕留め、チームに勢いをもたらす。さらに終盤にも細川を止めるなど、相手の得点源を抑え、25-19で危なげなくセットを先取する。
第2セットは序盤から4連続得点。その後も相手のミスや安田凰佑、原田昌のクイックで得点を重ね、リードを許さず。最後は高豊中(愛知)3年時にJOC杯で最優秀選手賞にあたる「JOC・JVAカップ」を受賞したエース笹本穏(やすき)がスパイクを決め、選手たちにとっては悲願の全国大会初出場を決めた。
女子の決勝リーグ戦2日目は5月28日(日)に行われ、藤ノ花女、誠信、豊川、豊橋中央が出場権を懸けて争う。
インターハイ本戦は、女子が7月29日(金)から8月1日(月)にとくぎんトモニアリーナ(徳島)ほか、男子が8月4日(木)から7日(日)に丸亀市民体育館(香川)ほかで開催。7月3日(日)に予選グループ戦の組み合わせ抽選会が行われる。
愛知工大名電 試合後のコメント
北川祐介監督
「選手たちが入学してから全国大会に行けていなかったので、3年生がその責任を果たしてくれてうれしいです。3年連続で(全国大会に)出ていたころは、予選前から全国を見据えて戦っていましたが、コロナ禍になってからはそこまで考えられずにチームづくりを進めてきました。まだ選手と全国大会の話をしていないので、これからしたいと思います」
瀧澤舜斗キャプテン
「ずっと目指していたところなので、素直にうれしいです。 試合前から向かっていく気持ちを忘れないようにしていて、しっかり我慢しつつ、それができたと思います。全国大会は初めてですが、そこでも向かっていく気持ちを忘れず、全員で楽しんで一つでも上にいけるようにしたいです」
笹本 穏
「やっと全国大会に出られてうれしいです。これまで2年間は先輩にも迷惑かけてきたので、恩返しができたかなと思います。3年生になって今はチームのトップ。全国大会でも崩れず、自分がチームを引っ張っていきたいです」
最終順位と決勝リーグ戦の結果は下記の通り。
最終順位
1位 愛知工大名電
2位 大同大大同
3位 星城
4位 岡崎工科
決勝リーグ戦結果
■5月21日(土)
星城 2-0 岡崎工科
(25-9,25-14)
愛知工大名電 2-1大同大大同
(25-21,21-25,25-21)
■5月22日(日)
大同大大同2-1星城
(25-23,21-25,25-17)
愛知工大名電2-0岡崎工科
(25-13,25-14)
愛知工大名電 2-0星城
(25-19,25-17)
大同大大同2-0岡崎工科
(25-12,25-12)
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