第14回アジアU18(ユース)女子選手権大会に出場しているU18女子日本代表は、予選ラウンドから無傷の7連勝で優勝を手にした。
大会最終日の6月13日(月)、ナコンパトム(タイ)でのファイナルラウンドで中国と対戦。予選ラウンドではストレートで勝利していた相手に2セットを先取された日本は、そこから3セットを連取し逆転で勝利。2007年に行われた第6回大会(2020年の第13回大会は新型コロナウイルスの影響により中止)から大会8連覇(優勝は9度目)を達成。
また大会MVPとベストアウトサイドヒッターに大森咲愛、ベストセッターに吉田紗奈衣、ベストリベロに西川凜がそれぞれ選出された。
日本は2023年に開催予定の世界U19(ユース)女子選手権の出場権(今大会最終順位上位4チームに付与)を獲得した。なお前回、2019年に行われた第16回大会の順位は5位だった。2021年にメキシコで行われた第17回大会には、日本は出場していない。
試合結果と最終順位は下記の通り。
【第14回アジアU18(ユース)女子選手権大会】
■ファイナルラウンド 6月13日
日本3-2 中国
(19-25, 26-28, 25-21,25-17,15-13)
・中国戦の第1セットスターティングメンバー
吉田、大森、馬場、平野、笠井、北川、リベロ西川
【最終順位】
1位 日本
2位 中国
3位 韓国
4位 タイ
5位 チャイニーズタイペイ
6位 カザフスタン
7位 イラン
8位 ウズベキスタン
9位 フィリピン
10位 インド
11位 オーストラリア
【アジアU18女子選手権大会出場選手(12人)】
※ポジション表記はOH=アウトサイドヒッター OP=オポジット MB=ミドルブロッカー S=セッター L=リベロ
<背番号/名前(ふりがな)/所属/身長/ポジション>
1 河俣心海(かわまた・ここみ)/下北沢成徳高1年/182cm/OH
2 渡邉実羽香(わたなべ・みうか)/静岡県富士見高2年/180cm/OH
3 平野シアラ美恵アディナ(ひらの・しあらみえあでぃな)/金蘭会高1年/176cm/OH
4 笠井季璃(かさい・りり)/旭川実高2年/175cm/OH ※主将
5 大森咲愛(おおもり・さえ)/金蘭会高1年/173cm/OH
6 インディグウェ シンディ 千想夢(いんでぃぐうぇ・しんでぃちそむ)/八王子実践高2年/184cm/MB
7 秋本美空(あきもと・みく)/共栄学園高1年/183cm/OH
8 馬場柚希(ばば・ゆずき)/安倉中3年/176cm/MB
9 北川美桜(きたがわ・みお)/松山東雲高1年/175cm/MB
10 日髙 心(ひだか・こころ)/高知高3年/172cm/S
11 吉田紗奈衣(よしだ・さなえ)/誠信高2年/167cm/S
12 西川 凛(にしかわ・りん)/金蘭会高1年/158cm/L
監督 三枝大地(さえぐさ・だいち))/公益財団法人日本バレーボール協会