大塚達宣×髙橋藍 本誌初対談(前編) もし高校3年生どうしで戦ったら?【プレイバック】
- 日本代表
- 2022.06.16
昨年ともに東京2020オリンピックを経験し、今季は男子日本代表の主力として期待がかかる大塚達宣(早稲田大4年)と髙橋藍(日本体大3年)。発売中の月刊バレーボール7月号では、注目の「たつらん」コンビの対談を掲載している。実は本誌での2人のインタビューは2020年7月号以来2度目で、ここではその初対談の模様をお届け。前編は出会いから、ライバルとして高め合った高校時代まで(本文は当時の内容のまま)
今年の春高の覇者・東山のエース髙橋、そして昨年の春高の覇者・洛南のエース大塚。過去2年、高校界をリードしてきた二人がそろって日本代表に初選出された。若い力で日本代表に活気をもたらしてくれるであろうその二人に、過去のライバル関係、未来への希望を語ってもらった
お互い失セット0で春高優勝
——1学年違いの大塚選手と髙橋選手。二人がお互いの存在を知ったのはいつですか?
髙橋:ちゃんと会ったのは中学の時ですが、小5のころには知っていました。達宣(大塚)さんはパンサーズジュニアやったんで。でも、そこまで身長はデカくないイメージでした。
大塚:大きいほうやったとは思いますが160cm台後半やったので飛び抜けて大きいわけではなく、そこまで目立った感じではなかったです。
髙橋:それで中学、高校と洛南に進学されて。「あぁ、あの時の人やな」と(笑)
大塚:藍(髙橋)はそんなに大きくなかったよね?
髙橋:大きくなかったです。
大塚:中1の時はリベロやったよね?
髙橋:そうです。
大塚:それで中2ぐらいからスパイカーになった?
髙橋:ですね。
大塚:そのあと、JOC杯の京都選抜チ—ムが洛南に練習試合で来たとき藍は中3で、スパイカーとしてバリバリやってたんで「この子、やっぱスゴイな」って。