gv-logo

春高2025

大混戦を制した昇陽高が涙の本戦初出場【インターハイ2022大阪府予選(男子)】

  • 学生
  • 2022.06.21

令和4年度春季大会二次予選(大阪男子インターハイ予選)のベスト4リーグ2日目が岸和田市総合体育館(大阪)で6月19日(日)に行われ、昇陽高が本戦初出場を決めた。なおインターハイ本戦は、8月3日(水)から香川県で行われる

 

※出場回数は2020年度の中止大会を含まない

 

 ベスト4リーグを終えて、3校が2勝1敗。全試合2-0だったため、セット率も並んだ。決着は得点率しだい――。閉会式の開始が遅れ、会場をざわめきが包む中、集計が終わって昇陽高の優勝を告げるアナウンスが流れた。全国大会を2度制した名門・昇陽中の兄弟校として、創部から7年。初の全国大会出場を決め、選手たちは泣き崩れた。「最後までドキドキしていました。(アナウンスを聞いて)信じられませんでした」と#1西澤大翔キャプテンは興奮気味に振り返った。

 

 前日の大塚高との第1試合は、40点越えのセットをものにできず、ストレート負け。崖っぷちでこの日を迎えたが、大塚将太監督が「1試合を落としましたが、最善は残り2試合でストレート勝ちすること。相手の結果しだいですが、できることをしようと臨みました」と語るように、予選突破しか見ていなかった。

 

 この日の初戦となった近畿大附高戦でストレート勝ちすると、第3戦は2勝0敗の興國高との大一番。粘り強い守りから、昇陽中3年生時に全日本中学生選抜(以下、全中選抜)に選ばれ、下級生時から経験豊富なエース#4秦健太郎が得点を量産。さらに、#3生田宗原、#5仲村正也の両ミドルブロッカーや、サウスポー#7小山海皇がアタックを決めるなど、スパイカー陣が秦に負けじと躍動し、ストレート勝ちを飾った。

 

 大型選手がそろい、昨年度から全国大会初出場が有力視されていたが、本戦出場権が懸かった春高予選準決勝(対大阪産大附高)で、秦が足をつってフルセットの末に敗戦。そのスタメンが7人残る新チームでは、守りを鍛え、秦に頼らない攻撃を目指してきた。大塚監督は「日本一強く、いいチームを目標に作ってきました。(インターハイは)自分たちの大会にします」と力強く宣言。秦は「目の前の敵をすべて倒して、日本一になります」と活躍を誓った。

 

【次ページ】大塚高「サーカスバレー」復活へ

  • マグダビッド×関田誠大
  • アシックス×高橋藍
  • 全中2024
  • 北部九州インターハイ2024
  • 男子日本代表応援サイト2024
  • 女子日本代表応援サイト2024
  • NBPオンラインショップ
  • 自社広告のご案内
  • 全国専門学校選手権2019

pagetopbtn