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春高2025

10年ぶりに府予選で敗れた金蘭会高が土壇場から第1代表へ 四天王寺高は4大会ぶりの本戦切符【インターハイ大阪2022大阪府予選(女子)】

  • 学生
  • 2022.06.21

 

 そして、もう一つの出場権は、エースどうしの激しい打ち合いを制した四天王寺高が勝ち取った。勝者が本戦に進むことができる城南学園高との第3戦。第1セットを相手に奪われたものの、四天王寺高は前日金蘭会高撃破の立役者となった2年生の#3中曽舞、#4近藤さらが、この日も大活躍。粘り強い守りから両エースにつなぐと、それを打ち切り、最終第3セットへ持ち込んだ。

 

 序盤は中曽のスパイクでなどで5連続得点。その後も2人のスパイクが次々と決まり、19-12とリードを広げた。しかし、そこから城南学園高の#10西碧月のスパイクなどで5連続失点。さらに、土屋の連続得点などで追い上げを許す。先にマッチポイントを迎えたものの、ミスでジュースに持ち込まれると、その後は両校のエースによる打ち合いへ。しかし、最後は近藤が力強くスパイクを決め、歓喜の瞬間が訪れた。

 

 四天王寺高の宿里翔監督は「選手たちがほんとうによく頑張りました。うちが勝つ試合は接戦しかないので、そういった練習をしてきましたが、最後までやりきったので、ほんとうにすごい子たちだと思います。まだ若いチームなので、(本戦では)一つでも多くの試合を経験したいです」と4大会ぶりの大舞台を見据えた。

 

文/田中風太 写真/田邊裕文、編集部

 

19日の試合結果
ベスト4リーグ

2試合目
履正社2(25-20,25-20)0四天王寺★
★金蘭会2(27-25,21-25,25-19)1城南学園

3試合目

★四天王寺2(19-25,25-19,28-26)1城南学園
★金蘭会2(25-14,25-16)0履正社

 

※★が本戦出場校

 

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