【Photo:FIVB】
ネーションズリーグ(VNL)2022男子予選ラウンド第2週フィリピン大会は、6月24日(金)にケソンで第4日目が行われ、日本(FIVBランキング9位)はイタリア(同5位)と対戦し3-2で勝利した。
イタリアは昨秋のヨーロッパ選手権を制した陣容。第1セットは序盤でブレイクを重ねたイタリアのリードで進むが、日本は13-15から西田の3本連続サービスエースを含む5連続得点で逆転に成功。終盤にかけてサーブで攻め立てた日本が第1セットを先取する。
第2セットはイタリアが序盤に5連続得点をあげてリードする展開に。それでも日本は8-15から髙橋(藍)や西田らの3連続得点で追撃。14-18からも3連続得点をあげたが、最後はイタリアに突き放されて、このセットを奪われる。第3セットは序盤から先行した日本が20-20から石川の連続サービスエースなどで24-21と先にセットポイントに到達。だが、西田が連続ブロックシャットを浴びるなど5連続失点し、第3セットを落とす。
第4セットは石川、山内のサービスエースを含め、イタリアを効果的に崩した日本が12-7でテクニカルタイムアウトに到達。その後も優位に試合を進め、セットカウントをタイに戻す。勢いそのままに日本は石川のこの日6本目のサービスエースでブレイクを奪うと、中盤で連続失点を喫したものの、13-13から西田の得点と最後は髙橋(藍)が相手のオポジット、ユーリ・ロマノをブロックシャット。フルセットの末に、ヨーロッパ王者を撃破した。
今大会は、出場する男女各16ヵ国が1週ごとに8チームずつ2組に分かれて各週4試合(計12試合)の予選ラウンドを戦い、上位8チームがファイナルラウンドに進出する。
■ネーションズリーグ2022男子予選ラウンド
第2週フィリピン大会 第4日目
日本(5勝1敗・3位)3-1イタリア(4勝2敗・5位)
(25-20, 21-25, 24-26, 25-19 15-13)
■日本の第1セットスターティングメンバー
髙橋(藍)、小野寺、関田、石川、山内、西田、リベロ山本
■日本のトップスコアラー(上位3人)
西田 28得点(アタック22得点、ブロック1得点、サーブ5得点)
石川 20得点(アタック14得点、サーブ6得点)
山内 15得点(アタック14得点、サーブ1得点)
■次戦
6月25日(土)現地時間15:00(日本時間16:00)
対戦相手:フランス(5勝1敗1位・FIVBランキング3位)
■次戦のテレビ放送予定
BS-TBS 6月25日(土)20:00〜
TBS地上波 6月25日(土)25:58~
※記事内のFIVBランキングはすべて日本の試合前のもの
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