髙橋藍の解体新書【前編】 髙橋藍 勇気と信念で【プレイバック】
- 日本代表
- 2022.07.05
自分自身に投影した
海外ドラマのセリフ
20歳の節目を迎えた年に、何事にも代えがたい経験をし、そして、次なる夢に向かって突き進む髙橋藍。そんな彼が今、大事にしている言葉がある。
「以前は小学生のころにテレビ番組で紹介されていた、健常者からパラアスリートに転向された選手の『NEVER GIVE UP』という言葉が好きだったんです。でも、海外ドラマの『プリズン・ブレイク』を見たときに、主人公の『勇気と信念が世界を変える』というセリフがめちゃくちゃかっこよくて!! これはバレーボールでも同じことが言えるな、と思って今はこの言葉を掲げています」
勇気を持って自分を信じることで世界は変わってくる。そのことを自分自身に投影したときに、髙橋の目はさらに鋭く、輝きを増した。
「これからかな、と。自分の中にある海外挑戦への気持ちは勇気だと思いますし、今、日々取り組んでいる練習やそこで感じている成長そのものを信じることで、これからの自分が変わっていくのではないかと思います」
次の目標は2024年のパリオリンピックでメダルを獲ること。そのために、どれだけ成長できるか、どれだけ強くなれるか、を念頭に置き、髙橋はレベルアップを積んでいく。
勇気と信念で、自分の道を変えていくのだ。
髙橋 藍
たかはし・らん
2001年9月2日生まれ
身長188㎝/最高到達点343㎝
東山高→日本体大2年
アウトサイドヒッター
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