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春高2025

迫田郭志選手と池田幸太選手のタテヨココネクション

  • SV男子
  • 2022.07.13

 Vリーグの舞台で活躍する選手たちの先輩後輩のタテのつながりや同級生などのヨコのつながりなどを振り返る「Vリーガーのタテヨココネクション」。今回は8月14日(日)に行われる『ハイキュー!!』×V.LEAGUE ALLSTAR SPECIAL MATCH “THE VOLLEYBALL”に出場する選手をピックアップ。初回は堺ブレイザーズの迫田郭志、VC長野トライデンツに所属する池田幸太の高校時代のコネクションの一部をご紹介します。

 

 

 迫田と池田は同学年でともに鹿児島県指宿市の出身。中学卒業後は鹿児島商高(鹿児島)に入学しました。その他の同級生には津田大地(元・大同特殊鋼)、1学年下に河東祐大(ジェイテクト)、備 一真(元・大分三好)、1学年上には大浦坂健太(元・ヴィアティン三重)が在籍しており、2学年上には同校でキャプテンを務めた兒玉康成(パナソニック)もいました。

 

 

現在は堺ブレイザーズで活躍する迫田郭志の鹿児島商高時代

 

VC長野トライデンツ池田幸太の鹿児島商高時代

 

 迫田らが1年時の2013年1月に行われた第65回春の高校バレーに出場。準々決勝では笠利真吾(東京GB)がいた東洋高(東京)に勝利し、準決勝で星城高(愛知)と対戦しました。当時2年に石川祐希(ミラノ[イタリア])、武智洸史(JT広島)、川口太一(WD名古屋)、中根聡太(元・ジェイテクト)、神谷雄飛(元・WD名古屋)、山﨑貴矢(元・堺)らが在籍しており、この大会で優勝を果たし高校三冠を達成した同校に敗れました。

 

高校三冠を達成した星城高

 

 迫田、池田は2年となり、13年8月に行われた北部九州インターハイに出場。3回戦で対戦し勝利した崇徳高(広島)には、3年生に平田亮介(東京GB)、2年生に勝岡将斗(WD名古屋)が在籍していました。続く準々決勝で対戦した東福岡高(福岡)には当時2年の永露元稀(WD名古屋)、谷口渉(東京GB)、1年の金子聖輝(JT広島)、古賀健太、井口直紀(ともに大分三好)ら、のちのVリーガーたちが多数在籍していました。そこで勝利して臨んだ準決勝は再び星城高と対戦し、敗れました。

 

のちにVリーガーとなる選手を多く擁した東福岡高

 

 2014年の第66回春の高校バレー出場時は準々決勝で、エバデダン ジェフリー宇意(富士通)、渡辺周馬(東京V)、池田颯太(VC長野)、小林光輝(元・ジェイテクト)らがいた創造学園高(長野)に、準決勝では鈴木祐貴(パナソニック)擁する雄物川高(秋田)にそれぞれ勝利し、鹿児島県男子として初めて決勝進出を果たします。初優勝を目指した鹿児島商高の前に再度立ちふさがったのは、この大会を制して2年連続三冠を達成した星城高(愛知)でした。2年生ながら主力を務める迫田らの奮闘も、この2年間で圧倒的な成績を残した3年生の石川らに跳ね返され、惜しくも準優勝で大会を終えました。

 

創造学園高時代の#4池田颯太

 

 2014年夏のインターハイでは2回戦で坂下純也(JT広島)、近江芳樹(JTマーヴェラスコーチ)らを擁する駿台学園高(東京)、3回戦で山田滉太(大分三好)、髙橋結人(サントリー)、吉田綜眞(富士通)らが2年生ながら主力を務めた福井工大附福井高(福井)、準々決勝で柳町逸太(東京GB)、戸田拓也(ヴォレアス)らのいた東海大付四高(北海道)らを倒して勝ち上がり、準決勝で東福岡高と対戦。鹿児島商高は前年のリベンジを狙いましたが、ベスト6にも選ばれた永露、谷口、金子らの活躍もあって大会を制した東福岡高に敗れました。

 

駿台学園高時代の坂下純也

 

 鹿児島商高で数々の全国大会に出場し、活躍した迫田と池田。以降はそれぞれ大学、Vリーグと別のチームに進みましたが、二人がハイキュー!!スペシャルマッチでは再びチームメイトとして、どんな活躍を見せてくれるでしょうか。

 

 

迫田郭志(さこだ・ひろし)

堺ブレイザーズ/アウトサイドヒッター/身長183cm/1996年5月1日生まれ/鹿児島県指宿市出身/鹿児島商業高→福山平成大→FC東京

 

池田幸太(いけだ・こうた)

VC長野トライデンツ/アウトサイドヒッター/身長180cm/1997年2月8日生まれ/鹿児島県指宿市出身/鹿児島商業高→福岡大

 

 

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