ブラジルに敗れ女子日本代表はベスト8でVNL終戦
- 女子日本代表
- 2022.07.13
【Photo:FIVB】
ネーションズリーグ(VNL)2022女子は7月13日(水)にファイナルラウンド初日を迎え、日本(FIVBランキング7位)はアンカラ(トルコ)での準々決勝でブラジル(同2位)と対戦。接戦を繰り広げたが、1-3で敗れた。
ブラジルは予選ラウンドを10勝2敗の2位、日本は8勝4敗の5位で通過していた。第1セットは立ち上がりからブラジルのミスが目立ち、リードを奪ったのは日本。しかし21-15から連続被ブロックを含む6連続失点で追いつかれ、ジュースの末に競り負けてセットを落とした。
第2セットは林や小川の得点で好スタート。中盤以降はお互いに連続得点を繰り返して流れが行き来する展開が続き、再びジュースに突入した。25-25では古賀が相手エースをシャットアウトしたが、惜しくも一歩及ばず、最後はミスでこのセットも失った。
第3セットも序盤からそれぞれが連続得点を重ねて、どちらが主導権を握るのかわからないまま試合が進んでいく。島村のクイックで13-11、さらに佐藤や林も得点してリードを広げると、そのあとは20-20で追いつかれたものの、石川が3連続サービスエースを決めてセットを取り返した。
そのまま流れに乗りたいところだったが、第4セットはブラジルのペース。大学生の佐藤が緩急をつけた攻撃で一矢を報いたが、日本は1度しか連続得点を奪えずにこのセットを落として敗れた。
■ネーションズリーグ2022女子ファイナルラウンド
準々決勝
日本(予選ラウンド5位) 1-3 ブラジル(予選ラウンド2位)
(27-29, 26-28, 25-20, 14-25)
■日本の第1セットスターティングメンバー
関、古賀、山田、林、井上、島村、リベロ小島
■日本のトップスコアラー(上位3人)
林 16得点(アタック13得点、ブロック2得点、サーブ1得点)
古賀 14得点(アタック13得点、ブロック1得点)
佐藤 9得点(アタック9得点)
今大会は、出場16ヵ国が1週ごとに8チームずつ2組に分かれて各週4試合(計12試合)の予選ラウンドを戦い、上位8チームがトーナメント形式のファイナルラウンドに進出している。
※記事内のFIVBランキングはすべて日本の試合前のもの
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