もう一つの男子日本代表 次なる目標のために 薩摩川内合宿レポート3
- 日本代表
- 2022.07.19
気迫あふれる練習が行われた
男子日本代表Bチームは6月27日(月)から7月8日(金)まで、鹿児島県薩摩川内市のサンアリーナせんだいで強化合宿を行った。6月上旬から行われた味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC・東京都北区)での合宿に続くもので、本年度男子代表登録メンバーと「2022AVCカップ男子」日本代表候補選手の中から計17名が参加。期間中、チームはネーションズリーグ(VNL)大阪大会に向け合宿していた男子アルゼンチン代表と、練習試合を2試合行った。日本代表Bチームにとって最大のターゲットは、8月7日(日)からタイのナコンパトムで開催される「2022AVCカップ男子」。同大会の成績はFIVB世界ランキングにAVC大陸ランキングポイントとして反映されるため、優勝を目指して準備を進めている。
薩摩川内合宿では期間中に公開練習の時間があり、16時~18時過ぎの練習終わりまで、2階(観客スペース)からの見学が可能でした。7月2日(土)午後に開催されたアルゼンチンとの練習試合には関東、関西、九州一円よりスーツケースやカメラを抱えた多くの観客が訪れ、入れ替え入場を実施するほどの熱気に包まれつつ、静かに熱戦を見守りました。平日の練習にも連日多くの方がいらっしゃいました。軽いウォーキング、ランニング、ストレッチに始まり、2-2の対人ゲーム、サーブ&レセプション練習、6-6形式の練習と進んでいきます。永野健コーチがプレーを止め「この練習の意図は何か。ちゃんと理解してやりましょう」と活が入るシーンも。コート上での声かけ、コミュニケーション、ハッスルプレーへの称賛にはじける活気。途中メンバーを入れ替えながらのゲーム形式には練習ながら白熱する場面も多く、見ていて引き込まれるものがありました。
今回のレポートでは、合宿終盤の選手、監督に合宿の成果や現在の心境などを聞きました。まずはWD名古屋より永露選手と山崎選手の2人から。