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春高2025

もう一つの男子日本代表 次なる目標のために 薩摩川内合宿レポート3

  • 日本代表
  • 2022.07.19

左から垂水、大竹、エバデダン、永露、山崎、そして仕切ってくれた深津選手

 

 

「上を目指そうという気持ちになれた」山崎彰都

――代表初招集となった

 大学生のときにU23の選考合宿、ドリームマッチや高校選抜の選考合宿に参加した経験はありましたが、このように代表メンバーに選ばれたというのは初めてですね。春先はケガが完治していなかったので、6月の合宿から参加させてもらっています。

 

――所属チームでの結果が評価されたのでは?

 今までテレビなどで、石川(祐希)さんや柳田(将洋)さんを見ているかぎり、自分はそこまでのレベルにないと思っていたので、こういう代表に選ばれることは自分の人生ではないだろうなとしか思っていなかった。代表を目指して頑張ってきた、というのではなく、チームで優勝のために頑張ってきたことが代表入りにつながったと思います。正直、選ばれたときはびっくりして、ほんとうかどうかわからない、というのが最初の心境でした。

 

――合宿の雰囲気は?

 (練習後に他の選手がリラックスしてボール遊びをしている様子を見ながら)ああいう感じで、みんなでわちゃわちゃやるような楽しい感じもありますし、一方で6対6のゲーム形式のときはしっかり集中して、勝ちにこだわる感じでやっているので、とてもいい雰囲気です。自分もやっていて、上を目指そうという気持ちになれます。

 

 

 

――アルゼンチンとの練習試合では出番がなかったですが、今日の動きはとてもよかったのでは

 合流して以降、あまり動けていなかったので、今日(7月5日)は今までの合宿も含めて、個人的にもいちばん体が動いていたかなと思います。

 

――今後の目標を

 ケガの影響もあり、練習できなかった期間も長かったので、どこまでチームに貢献できるかなと思いますが…この合宿で、リーグ中にできたプレーをどれだけできるか。そこが選ばれるためには必要だと思うので、なるべく早く調子を戻して、できることならメンバーに選ばれて、代表の試合にも出たいなと思います。

 

 おっとり、小鹿のような雰囲気の山崎選手。公開練習ではサーブをする際のカメラのシャッター音No.1だったかもしれません。「自分は(インスタグラムの)ライブ配信などはちょっと苦手なので。ゲーム配信をファンの皆さんとのコミュニケーションの一つとして、やっています」という山崎選手でした。

 

 

 次回に続きます。

 

取材・文/泊 亜希子

 

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