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春高2025

もう一つの男子日本代表 筑波大現役&OBコネクション 薩摩川内合宿レポート4

  • 日本代表
  • 2022.07.20

 

チーム戦術を深めていく

 

男子日本代表Bチームは6月27日(月)から7月8日(金)まで、鹿児島県薩摩川内市のサンアリーナせんだいにて強化合宿を行った。6月上旬から行われた味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC・東京都北区)での合宿に続くもので、本年度男子代表登録メンバーと「2022AVCカップ男子」日本代表候補選手の中から計17名が参加。期間中、チームはネーションズリーグ(VNL)大阪大会に向け合宿していた男子アルゼンチン代表と、練習試合を2試合行った。日本代表Bチームにとって最大のターゲットは、8月7日(日)からタイのナコンパトムで開催される「2022AVCカップ男子」。同大会の成績はFIVB世界ランキングにAVC大陸ランキングポイントとして反映されるため、優勝を目指して準備を進めている。

 

 合宿終盤の選手、監督に合宿の成果や現在の心境などを聞きました。今回は、“筑波大コネクション“、現役大学生2人と先輩2人の登場です。

 

 

「“たつらん”に続きたい」垂水優芽

――今回の合宿参加の経緯は?

 東日本インカレが終わって3日後くらいに連絡があり、その翌日にはここ(薩摩川内市合宿)にいました。

 

――合宿参加を喜ぶファン、日本はもちろん海外からの反応も多かったですか?

 読めない文字の方からよくSNSのフォローがきます(笑) おそらく(大塚)達宣がオリンピックで有名になり、自分が日本代表に入ったときも、同じ(洛南)高校だったということで、海外の方が自分にも反応してくれるのかな。

 

――期待の若手として。合宿では最年少です

 そういえば、いちばん若いですね。自分の中ではいちばん下だというのはあまり感じないようにしていて、自分からいろいろ聞いています。1つ上の高橋和幸さんなどはよく知っていますし、上の方もけっこうコミュニケーションをとってくださるので、やりやすいなと感じています。今シーズン初めて代表の合宿に来たので、レベルの高い選手の中でいろいろ吸収して、レベルの高いプレーを身につけたいと思います。

 

 

――代表での本格的な活動が始まりました

 春に日本代表選手の登録があり、メディカルチェックを受けましたが、授業や自身のケガもあり、今回の合宿が初めてとなりました。最初は緊張しましたけど、皆さん優しい方なので。

 

――大学の卒論は?

 ゼミがバレーボール研究室なので、テーマは自分のプレーに関する研究ができれば…4年分の試合データがあるので、気になっていることをまとめられたらいいなと考えています。

 

――東山高、洛南高と京都からいい選手が出ています

 1つ下の(髙橋)藍に、(大塚)達宣、富田(将馬)さん、先輩に福澤(達哉)さんもいて。京都はすごくレベルが高いなと思います。(その中に垂水選手もいて)…よかったです(笑) レベル高いですね。

 

――オリンピックに現実味が出てきたとおっしゃっていました

 若い選手が代表に選ばれるようになり、自分も選んでいただいたので、練習の中でアピールできるところはアピールしたい。達宣は最前線で活躍しているので、そこに負けないように。自分もまずはここから頑張って、上を目指したいと思います。

 

 にこやかに応じてくれた垂水選手。合宿の写真に垂水選手の姿を見つけたタイ、中国、フィリピンからのファンから“Yuga!”と、多くの反応がありました。無邪気な「たつのり」呼びもほほえましい、垂水選手でした。

 

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