もう一つの男子日本代表 合宿で生まれる“ケミストリー” 薩摩川内合宿レポート5
- 日本代表
- 2022.07.21
似てるかな? 藤中兄弟
「兄弟での参加は…」藤中謙也・颯志兄弟
――兄弟で代表合宿に参加するのは初めて?
謙也:はい。兄弟で参加できてよかったか? いや、それは別に(笑・颯志もうなずく)
――合宿で得た成果と目標を教えてください
颯志:レベルの高い人たちとプレーできるので、いろんなものを吸収して成長できているというのを実感できたのがよかったです。目標は、短期的にも長期的にも結果にこだわっていくこと。代表に選ばれたら試合に出て結果を残す、チームに戻ったらVリーグでも結果を出す。これを目指してやっていきます!
謙也:ふだんやらないメンバーと練習、練習試合をしてふだん気づけないことに気づけた点はよかったですね。自分のことを知らないセッターと合わせること、自分の捕れる範囲を知らないメンバーとサーブレシーブするなかで、互いに合わせていく、というのはすごく勉強になった。アルゼンチンとの練習試合も含め、こういう経験ができたというのはすごくためになりました。今回、代表合宿に呼んでいただいたので、今後も自分のできることをしっかりやる、というのが自分のやるべきことかなと思います。
それぞれの選手に話を聞くなかで、チームとしての一体感とともに、個々の内側に芽生えた健全な野心が言葉の端々から感じられました。豊田昇平コーチも「アルゼンチンとの試合でも結果が出てきましたし、初めましての人たちも多いなかで、その中でも連係、まとまりが出てきているかなと思います。いろいろ話もするし、雰囲気はいいと思います」と評価していました。
次回に続きます。
取材・文/泊 亜希子
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