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春高2025

8連覇を狙う金蘭会高らベスト4が出そろう インターハイ不出場校からは城南学園高が唯一準決勝へ【近畿大会(女子)】

  • 学生
  • 2022.07.23

 

 

【写真:月刊バレーボール】

 

令和4年度近畿高等学校優勝大会兼第75回近畿6人制高等学校男女選手権大会(女子)の2日目がジェイテクトアリーナ奈良(奈良)で7月22日(金)に行われた。7連覇中の金蘭会高(大阪)のほか、氷上高(兵庫)、城南学園高(大阪)、四天王寺高(大阪)がベスト4に進出。23日(土)に同会場にて準決勝、決勝が行われる(※無観客開催)。なお、インターハイ出場校である京都橘高(京都)、開智高(和歌山)は2回戦(※初戦はシード)で棄権した

 

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 8連覇を目指す金蘭会高が、層の厚さを見せつけた。

 第21回アジアU20(ジュニア)女子選手権大会の優勝に貢献し、最優秀選手賞とベストアウトサイドヒッター賞を獲得した上村杏菜、ベストリベロ賞の德本歩未香は2試合とも出場せず。アウトサイドヒッターには春先からレギュラーの西村美波と第14回アジアU18(ユース)女子選手権大会最優秀選手の大森咲愛、リベロには同大会ベストリベロ賞の西川凜、またオポジットには同メンバーの平野シアラと4人の1年生をスタメン起用。西川の粘り強い守りから1年生が積極的に攻撃に絡み、2試合連続でストレート勝ちを飾った。

 池条義則監督は、「2人(上村と德本)には無理させないように。いい機会なので、1年生がどこまでできるかを試しました。崩れたら投入しようと思いましたが、今日はやってくれましたね。明日、どれだけできるかです」と期待を込めた。

 

 

 インターハイ不出場校で唯一の準決勝進出を決めたのが城南学園高。土屋美咲、西碧月の両エースが緩急をつけたスパイクを軸に得点を重ねただけでなく、重留美来のクイックなど幅広い攻撃が光った。昨年の春高府代表決定戦から現2、3年生を中心に戦ってきたが、6月のインターハイ予選では、3位で本戦出場権を獲得することができず。準決勝ではその切符を懸けて戦った四天王寺高と再戦する。

 2年生エースの西は「負けっぱなしだと、春高予選で怖がってしまうと思うので、明日勝って、次も勝てるようにしたいです。インターハイに出ないから(近畿大会で)負けて当たり前というわけではなくて、出ていなくても大阪で一番を取る気持ちで戦います」と力強く意気込んだ。

 

 

7月22日の試合結果

3回戦

金蘭会 2(25-12,25-10)0 神戸野田

神戸常盤女 2(25-0,25-0)0 北嵯峨 ※棄権

兵庫大附須磨ノ浦 2(25-21,25-22)0 大阪学芸

氷上 2(25-20,25-21)0 水口

城南学園 2(25-17,25-19)0 建国

日ノ本学園 2(25-19,25-16)0 近江

四天王寺 2(25-20,23-25,25-22)1 大阪国際滝井・大阪国際

履正社 2(25-21,25-27,25-13)1 四條畷学園

 

準々決勝

金蘭会 2(25-17,25-17)0 神戸常盤女

氷上 2(25-14,25-13)0 兵庫大附須磨ノ浦

城南学園 2(25-20,25-16)0 日ノ本学園

四天王寺 2(25-18,23-25,25-17)1 履正社

 

本日の試合予定(準決勝、決勝)

準決勝

金蘭会-氷上

城南学園-四天王寺

 

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