【四国インターハイ2022】金蘭会が好発進! エース上村に頼らない多彩な攻撃で、鹿児島女にストレート勝ち
- 学生
- 2022.07.29
※写真はイメージ
#1西村美波や#6井上未唯奈らが高い攻撃力を見せた金蘭会
7月29日、「令和4年度全国高等学校総合体育大会バレーボール競技大会(インターハイ2022)」大会初日、女子予選グループ戦、前回大会3位の金蘭会(大阪[1])は鹿児島女(鹿児島)と対戦。終始高い攻撃力を見せた金蘭会が鹿児島女に2-0で勝利し、決勝トーナメント進出を決めた。
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試合開始直後、金蘭会#12大森咲愛がいきなりサーブで崩して得点。鹿児島女も#3新川ひかるがライトからスパイクを決めて点を取り合う。金蘭会は#1西村美波のレフトスパイク、#6井上未唯奈の高さのあるクイックなどでポイントを奪い、鹿児島女も#11丸岡愛実のレフトスパイクなどで点を重ねるが、抜け出したのは金蘭会。4-3と金蘭会がリードした場面で、金蘭会#1西村がレフトからスパイクを決めると、鹿児島女のコンビミスが出て6-3と連続得点。鹿児島女もブロックポイントなどで追い上げるが、大事なところでミスが出てしまい連続得点を奪えず。一方、ラリーになったときにしっかり得点につなげていった金蘭会が13-5と大きくリードしてタイムアウトへ。
その後、鹿児島女は#9濱*畑里々花がレフトスパイクを決めて、6-13とするも、すぐさま金蘭会は#1西村のバックアタック、#12大森のレフトスパイク、#3扇谷葵衣のライトスパイクなどで、16-6とリードを広げる。なんとか追い上げたい鹿児島女は粘りのレシーブを発揮。キャプテンの#4山本暖乃が相手コートにボールを押し込むなど2点返して8-16とする。しかし、終盤になっても金蘭会の猛攻は止まらず。18-8と金蘭会がリードする場面でコートに入った#4繁田香春のサーブで相手を崩し、3連続得点に成功。その後も金蘭会は#11後山七星のライトスパイクや、#6井上の一枚ブロックなどが決まって、第1セットを25-11で先取する。
濱*=「濱」の異字体(まゆはま)
第2セット目、1セット目では温存していた今大会注目のエース、金蘭会#5上村杏菜がスタメンで登場。開始早々、ロングラリーが続いたが、最初のポイントを取ったのはやはり金蘭会。#1西村や#6井上が高さのあるスパイクを次々と決めて、3-0と一気に走る。鹿児島女は金蘭会の高いブロックの前になかなか攻撃を決めきれず、苦しい展開が続く。金蘭会は#5上村や#1西村の硬軟織り交ぜたスパイクが自在に決まり、先に13点目を奪取する。
鹿児島女も#9濱畑が鋭い速攻を決めて12-16と意地を見せたが、相手の高い攻撃力を前に追い上げも実らず。金蘭会は#6井上がライトからブロード攻撃が決まると、鹿児島女のミス、#5上村のブロックなどで一気に8ポイント連取し、マッチポイントを握る。その後、金蘭会にサーブミスが出て24-13としたが、最後は#5上村が強烈なスパイクをレフトから決めて、25点目を奪取。相手につけ入る隙を与えなかった金蘭会が25-11、25-13のストレートで勝利した。
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