【四国インターハイ2022】伝統校同士の対決は九州文化学園に軍配! 九州文化学園が四天王寺を2-0で下し、16強入り
- 学生
- 2022.07.30
多彩な攻撃を見せた九州文化学園が伝統校対決を制す
7月30日、「令和4年度全国高等学校総合体育大会バレーボール競技大会(インターハイ2022)」大会2日目、女子決勝トーナメント2回戦、九州文化学園(長崎)は四天王寺(大阪[2])と対戦。攻撃力で勝った九州文化学園が四天王寺をストレートで破り、決勝トーナメント3回戦へ駒を進めた。
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試合開始直後、いきなり九州文化学園が相手のミスや#3山本彩愛のサービスエースなどで4-0とリードする。その後も、九州文化学園#1足立菜央のセンターからのスパイクや、#4大串衣咲や#7君田識央梨らの力強いスパイクなどで得点を重ねていく。一方の四天王寺は、#3中曽舞と#4近藤さらの2枚エースを軸に攻撃していくが、ミスが多発してなかなか勢いに乗れない。
中盤以降も九州文化学園有利の展開は変わらず、大きく点差を広げて19-10。ここからの第1セット終盤は、両チームとも好レシーブから得点につなげる場面が増えて激しい攻防となったが点差は縮まらない。結局、大量リードを保った九州文化学園が25-16で第1セットを先取した。
第2セット、第1セットとは反対に、1点差が続く緊迫感のある展開に。四天王寺は2枚エース#3中曽と#4近藤を軸に、#2馬場夏希のクイックなどでポイント取っていく。九州文化学園はサウスポー#6田中聖華のライトスパイクや#4大串衣咲のスパイクなど多彩な攻撃を見せ、四天王寺に連続得点を許さない。シーソーゲームが続き、13-12と先に九州文化学園が13点目を取ってタイムアウトへ。
その後、四天王寺#4近藤がレフトスパイクを決めて、13-13の同点に。すぐ九州文化学園#6田中がライトスパイクを決めて14-13とすると、ここで四天王寺が崩れて九州文化学園が連続得点に成功。15-13とリードし、徐々に流れは九州文化学園へ。18-16の場面で、九州文化学園がネット際のボールをダイレクトで決めて19点目を奪うと、次に四天王寺の攻撃を拾って#7君田がスパイクを決めて20-16と点差を広げる。四天王寺も#3中曽・#4近藤が何本も力強いスパイクを放って最後まで攻めの姿勢を見せたが、連続得点を奪うまではいかず。最後は九州文化学園#4大串がスパイクを決めて、第2セットを25-18で奪取。九州文化学園がストレート勝ちを収め、3回戦進出を決めた。
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