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【四国インターハイ2022】春高優勝・就実敗れる! 八王子実践がマッチポイントを握られながらも見事な逆転勝利!

 

 

 

 

第3セット、就実のマッチポイントから4連続得点で劇的勝利を収めた八王子実践

 

7月31日、「令和4年度全国高等学校総合体育大会バレーボール競技大会(インターハイ2022)」大会3日目、女子決勝トーナメント3回戦、八王子実践(東京[2])と対戦した春高優勝の就実は、マッチポイントを握りながら2-1で逆転負け。八王子実践が決勝トーナメント4回戦へ駒を進めた。

 

【表】四国インターハイ2022「女子決勝トーナメント表」をチェック

 

試合開始直後、就実がいきなりブロックで得点すると、続けてサービスエースを決め2-0とリードする。その後、就実は#4福村心優美や#6髙橋凪のレフトスパイクや#7岡﨑杏のライトスパイクなどで得点を重ねていく。八王子実践も、#2野田祐希や#7小林花凛のクイック、#1成瀬ももかや#5春日七海らのスパイクでポイントを取るが、追いついては離されるという展開になり、就実が13-11と2点リードしてタイムアウトへ。

 

その後、16-15とリードした場面から就実が相手の攻撃を拾ってしっかりと得点につなげ、5連続得点に成功。21-15と一気に引き離す。しかし、就実のサーブミスで八王子実践に16点目が入ると、次の場面で八王子実践にスーパーレシーブが飛び出す。これを#5春日が得点にきっちりつなげて17点目を奪取。続けて#5春日がレフトからスパイクを決めて18-21と追い上げる。そして両者点数を取り合って迎えた終盤、八王子実践#4瀧澤凛乃の活躍や就実のミスもあって24-24の同点に。流れがどちらに転ぶかわからない展開となったが、25-25で八王子実践にサーブミスが出て就実が26-25とすると、最後はブロックポイントで27点目を奪取。就実が辛くも第1セットを27-25で先取した。

 

第2セットは序盤から八王子実践が流れをつかむ展開に。サーブで相手レシーブを崩し、#4瀧澤や#5春日らが得点を重ね、9-3とリードする。流れを変えるべくタイムアウトを取った就実だが、八王子実践の効果的なサーブに崩され、思うように反撃できない。逆に八王子実践は勢いを増して18-9と大きくリードする。

 

その後も就実は#10岡田愛菜や#8押川優衣らが得点し追い上げを見せるも、追いつくまではいかず。終盤も#1成瀬や#4瀧澤らが着実に得点を挙げた八王子実践が第2セットを25-17で取り、セットカウントを1-1と戻した。

 

第3セット、第2セットの勢いそのままに八王子実践が3-0とリードする。その後就実がいったん追いつくものの、八王子実践にサービスエースなどが出て再び8-5と点差を広げる。この場面で就実がたまらずタイムアウトを取ると、その後#8押川のバックアタックや#7岡崎のクイック、#6髙橋のスパイクで得点し、10-12まで追い上げる。そして#4福村のサーブで相手を崩し、八王子実践のミスを誘発。連続得点に成功し、13-12と逆転してタイムアウトを迎える。

 

その後、就実にサービスエースが出て15-13とリードを広げると、八王子実践#4瀧澤のスパイクをブロックするなどして20-17と先に20点目を奪う。

 

セット終盤、なんとか追いつきたい八王子実践は#4瀧澤、#5春日、#12小林花音らの活躍で22-23と1点差まで迫る。しかし次の場面で就実にブロックポイントが出て、就実が24-22とマッチポイント。絶体絶命の場面だったが、ここで八王子実践#1成瀬が2連続得点を挙げ24-24と同点に追いつくと、貴重な25点目はロングラリーを制した八王子実践が奪取。最後は就実にスパイクミスが出てゲームセット。マッチポイントを握られながらも4連続得点に成功した八王子実践が第3セットを26-24でものにし、劇的な逆転勝利で4回戦進出を決めた。

 

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