ブロック、ディグと松山工の攻撃を封じた昇陽
8月4日、「令和4年度全国高等学校総合体育大会バレーボール競技大会(インターハイ2022)」大会5日目男子グループ戦、松山工(愛媛県)と昇陽(大阪府)が対戦。攻守から流れを掴んだ昇陽がセットカウント2-0で勝利し、決勝トーナメント進出を決めた。
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試合は、松山工のサービスからスタート。昇陽#7小山海皇のアタックをブロックして先取点を奪うと、#1山下彪がアタックを決めるなどで3-1とする。
しかし、対する昇陽はサウスポー#7小山、大黒柱#4秦健太郎のアタックで得点すると、その#7小山のジャンプサーブから4連続得点。6-4とひっくり返す。
松山工は#3竹本伊吹のクイックでいったん流れを断つが、昇陽はブロック、ディグとディフェンスの連係がよくなかなかブレークできない。#4秦、#10齊藤拓海のアタック、#3生田宗原のブロックなどで昇陽がじりじりと差を広げて13-8。
松山工は、#1山下のサービスエース、キャプテン#4山崎がサーブで崩して#5越智天斗、#7白石空知が決めるなどで挽回を図るも、昇陽は#1西澤大翔主将のブロックなどで流れをつくらせず、15-19と点差はなかなか詰まらない。
セット終盤、セッター#9上田冬陽の見事なトスワークから確実に得点を挙げていった昇陽が、25-18で第1セットを奪取する。
巻き返したい松山工は、第2セット、主将の#4山崎友暉のバックトスから#5越智がライトで決めて先取点を奪うと、オポジット#6三木琉偉、#1山下の活躍などで5-2と好スタートを切る。
第1セットに比べて粗さが見える昇陽。松山工はそのチャンスを生かし、好ディフェンスから、#7白石、#5越智が決めるなどで9-6と一歩リードして試合を進めていく。
しかし、ここでタイムアウトを取った昇陽は再び集中力を取り戻す。連続失点を止めると、#9上田が好サーブを連発して5連続得点して、11-9と試合をひっくり返す。
再度流れを引き寄せたい松山工は#5越智が強烈バックアタック、ソフトスパイクと気を吐くが、サーブミスも続いてブレークできない。そのままリードが広がっていってしまい、18-25。最後は#2綱崎律樹が決めて昇陽がストレートで勝利した。